close

2021-04-16

池江璃花子 東京五輪への笑顔【BBMフォトギャラリー52】

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • line

2020年11月17日=都内 インカレ大会の翌月に撮影。元気な笑顔をスイミングマガジンで見せてくれました。 この人の笑顔からはとにかくポジティブ感が伝わってきます。

全ての画像を見る
白血病での休養から復帰した競泳・池江璃花子選手と昨年11月、スイミングマガジンの表紙撮影のため久しぶりにお会いした。

インタビューの中で、「パリ五輪を目指すが、アスリートとして東京五輪を狙えるポジションにいるのならもちろん狙う」と真っ直ぐな目で話してくれたことがとても記憶に残っていました。

今回はそんな池江選手の昨年10月のインカレ大会、今年1月の、Kosuke Kitajima Cupそして、東京五輪の出場権を手に入れた4月の日本選手権・東京五輪代表選考会での表情、入場シーンなどをまとめてみました。

大会復帰してからすぐの表情、そして代表選考会での表情と、日に日に変わっていくのが良くわかると思います。(文・写真◎小山真司)


第96回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ) 女子50m自由形決勝

大学に進学しましたが、治療のため大会に出られていなかった池江選手。やっとインカレの舞台に立ちました。同年8月の都大会で競技復帰しているとはいえ、ちょっと緊張気味の表情。大きく深呼吸しての入場でした。


2020年10月1日=東京辰巳国際水泳場 SONY アルファ9-2  FE400mm F2.8GM +1.4xテレコンバーター



Kosuke Kitajima Cup 2021 女子100m自由形決勝

新年最初の大会はKosuke Kitajima Cup 2021。インカレから約3か月後のレースでした。トップスイマーも参加のこの大会は、やはり少し緊張気味の表情に見えます。

このあたりからだんだんと表情も豊かになる気がします。


2021年1月23日=東京辰巳国際水泳場 SONY アルファ9-2 FE400mm F2.8GM +1.4xテレコンバーター



この大会、女子50m自由形に出場の池江選手でしたが、ここでもインカレ同様の4位に。惜しくも表彰台まであと一歩のところでした。

レース後、自分のタイムを確認する表情は復帰してレースを楽しんでいるというよりも、自分のタイムを冷静に受け止め、次のレースを見据えているアスリートの眼差しに見えました。



2021年1月23日=東京辰巳国際水泳場 SONY アルファ9-2 EF400mm F2.8GM +1.4xテレコンバーター



第97回日本選手権水泳競技大会・東京五輪代表選考会 女子100mバタフライ決勝

東京五輪の代表選考会に間に合うと思った人は多くはなかったと思います。スイマガのインタビューで「可能性があるならチャレンジする!」と言っていた東京五輪。

その選考会レース、最初の100mバタフライでは準決勝3番手で決勝進出でした。そして決勝レース入場でのこの表情。やや緊張気味に入場し、スタンドの仲間に笑顔で手を振ります。そして前を向いて「ただいま!」と一言。

この大会、100mバタフライ、100m自由形、50mバタフライ、50m自由形の4種目にエントリーの池江選手。各種目、表情はもちろんですが、入場の際に持っているタオルとその腕、姿勢に注目です!


2021年4月4日=東京アクアティクスセンター SONY アルファ1  FE400mm F2.8GM




11月のスイマガインタビューの時にも「バタフライはキツイ!」と言っていた池江選手でしたが、終わってみればただ一人57秒台で優勝。しかも、東京五輪メドレーリレーの代表内定までも決めてしまいました。ゴール後には「いろんな感情が込み上げてきた」と、力強いガッツポーズ。

優勝者インタビューでは感極まり、写真の表情でした。撮ってるこちらももらい泣きです(笑)レース後、余韻に浸らず「あと3本あるので気を抜かない!」と話していたそうですが、

彼女のアスリート魂がどんどん溢れ出てきている瞬間でした。



2021年4月4日 東京アクアティクスセンター SONY アルファ1  FE400mm F2.8GM



2021年4月4日 東京アクアティクスセンター SONY アルファ1  FE400mm F2.8GM

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事