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2021-04-26

【プロレス】グレート・ムタが藤波辰爾、長州力に続いて橋本真也も突破! 1992年9月23日

橋本真也の首を放送用のコードで絞めるグレート・ムタ

 1992年9月23日、新日本プロレス横浜アリーナ大会でグレート・ムタがIWGPヘビー級&グレーテスト18クラブ認定王座ダブル選手権で橋本真也の挑戦を受けた。

 ムタは前年9月に藤波辰爾をシングルで撃破。1992年8月に長州力から同2冠王座を奪取。二大巨頭を破って、完全に序列を崩しつつあった。新日本イズムとはかけ離れたキャラクターが頂点に立っているのである。

 ムタ初防衛戦の相手は新日本イズムを感じさせ、武藤とは闘魂三銃士として切磋琢磨してきた橋本真也。後の破壊王は妖術に真正面からの重爆ファイトで挑んでいった。

 だが、ムタはイスを“誘い水”にして、がら空きとなった顔面に毒霧を噴射。さらに、スネに凶器を仕込んでダイビング・ニードロップを背中、ボディーへ投下。最後はムーンサルト・プレスで防衛に成功した。

 試合後、ムタは突然グレーテスト18クラブ認定王座を返上。闘魂三銃士の同志である橋本相手でも己のファイトを貫き通し、新日本マットの先頭をばく進していくのだった。

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