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2021-04-24

【プロレス】月下のグレート・ムタがスーパー・ストロング・マシンのマスクはぐ! 1991年8月25日

スーパー・ストロング・マシンのマスクを口にくわえるグレート・ムタ

 1991年8月25日、新日本プロレスよみうりランド大会のメインイベントでグレート・ムタがスーパー・ストロング・マシンとシングルマッチで対戦した。

 同大会のサブタイトルは「ムーンライト・バトル」。月明かりに照らされた野外会場でムタが妖しい世界を展開するのが最大の売りだ。つまり、雨はおろか曇り空でもだいぶイメージが変わってくる。

 当日は夏の終わりを感じさせるような涼しさ。虫たちの鳴き声が心地よく響く中で夕日が沈んで暗くなると、東の方角から見事なまでの満月が昇ってきた。

「月下の変身、鬼になれ。グレート・ムタ見参!」

 田中秀和リングアナウンサーのコール後、ムタは客席横にある古めかしい「極楽門」から登場。黒装束の男2人をはべらせ、スモークの中からフラリと現れた。

 ペイントは日本初公開の緑。ムタは期待以上の大暴れ。マシンのマスクをビリビリに引き裂くと悪党ファイト一本槍。反撃を許したが、ダイビング・ヘッドバットを毒霧で撃墜し、マスクを完全にはいで反則負け。仕上げとばかりマシンの素顔に毒霧を吹きかけて引き揚げていった。

 怒りのマシンは「もう1回やらせろ!」とマイクアピール。観客も「延長」コールで後押し。それを聞いた武藤敬司はバックステージで「ここで出て行ったら、ムタでなくなっちゃうよ」と自身の“こだわり”を語った。

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