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2021-05-20

【プロレス】nWovsチーム2000が激化! 武藤敬司vs蝶野正洋の頂上決戦へ秒読み 1999年11月1日

抗争が激化する蝶野正洋と武藤敬司

 1999年11月1日、新日本プロレス広島大会でnWoの武藤敬司とチーム2000の蝶野正洋がタッグで激突した。

 自身の欠場中に武藤にnWoを掌握された蝶野はAKIRAとともにチーム2000を始動。nWoスティングやドン・フライも仲間に引き入れ、nWoと激しい抗争を展開していた。

 シリーズ3大会でおこなわれた全面戦争の8人タッグマッチは3戦してnWoが2勝1敗で勝ち越し。最終戦では武藤が小島聡、蝶野がAKIRAをパートナーにしてのタッグマッチが用意された。チーム戦の様相は弱まってしかるべきだが、両軍ともにセコンドを含めてゴング前から試合後の乱闘まで4vs4が基本にある。

 乱戦になりつつも、必ずキッチリと試合内容で魅せてくれるのがnWovsチーム2000の真骨頂だ。最後は小島がAKIRAをラリアットで一回転させて、nWoが勝利を収めた。

 試合後の武藤は「オレたちは結果を出している。あとは私情。コイツらを巻き込んで悪いけど、どっちかが潰れるまで、一騎打ちまでもっていく」と語った。“黒の抗争”は激化の一途。蝶野との頂上決戦が刻一刻と近づいていた。

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