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2021-05-31

「日本新記録は通過点。これからも自分の記録を超えていきたい」。七種競技の山﨑有紀が4連覇を懸けて日本選手権へ

17年ぶりに女子七種競技の日本記録を更新した山﨑。日本人初の6000点超えも目前(写真/本人提供)

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――6月12、13日と日本選手権が開催されます。

山﨑 いつもと同じように、1種目、1種目を楽しんでやりたいと思います。その結果として自己ベストの更新と優勝があればいいのかな、と。

――日本記録保持者として挑むプレッシャーは?

山﨑 今のところ実感がないので……(笑)。プレッシャーになると競技を楽しめなくなるので、気負い過ぎず、自己ベストを超えるというところに意識を持ってやりたいと思います。最近はどの種目も、ガッツポーズが出るような記録を出せていないので、種目ごとにガッツポーズが出るように集中したいと思います。

――さらにプレッシャーをかけるようですが、4連覇も懸かっています。

山﨑 そこに関しては、海老原さん(有希、ヘッドコーチ)に『勝ち続けることに価値がある』と言われました。『1位と2位は違う』とも。すごく重みのある言葉ですよね。日本のトップで戦い続けてきて、世界に挑戦してきた海老原さんだからこそ伝えられる言葉です。でも、私はあまり意識するとダメなので、勝利を意識するのは800mの前くらいにして、1種目、1種目を笑顔でできるように2日間を過ごしたいと思います。やっぱり最初の種目となる100mハードルで自己ベストを出すことで流れに乗れると思います。自己ベストは13秒84で、昨季の日本選手権で2年ぶりに13秒台を出したので、今年も13秒台でスタートできればと思います。


日本選手権3連覇中の山﨑。4連覇を達成すれば史上3人目となる(写真/中野英聡・陸上競技マガジン)

――今季の好調理由はどこにあると思いますか。

山﨑 体のケアがしっかりできていることだと思います。練習前のストレッチや体幹トレーニングも時間をかけて継続していますし、自炊しながら栄養のバランスも考えて食事をしています。特にいろんな種類のたんぱく質を摂ることを意識していますね。調子がいいので、本当は海外の大会にも出場したいところなのですが、難しいですね。

――東京五輪への思いはいかがですか。

山﨑 現実的には厳しいかもしれませんが、ワールドランキングはチェックしていて、6100~6200点くらいを出せればランキング24位あたりで狙えるかな、とは思っています。まずはそのくらいの記録を狙っていきます。

――ありがとうございました。日本選手権も期待しています。

山﨑 ありがとうございます。やるべきことをしっかりやって、楽しんで競技をしたいと思います。



構成/新甫條利子

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