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2021-06-20

藤波辰巳に敗れた木村健吾はロスにいた! マーシャルアーツ殺法確立へ猛特訓!! 1987年2月【週刊プロレス】

マーシャルアーツのトレーニングに励む木村健吾

 1987年1月14日、新日本プロレス後楽園ホール大会における「ワンマッチ興行」で藤波辰巳との決着戦に敗れた木村健吾がアメリカ・ロサンゼルスにいた。

 木村は「ジェットセンター」でマーシャルアールの猛トレーニングを積んでいた。コーチはマーシャルアーツ界のスーパースターで、同ジムのオーナーでもあるペニー・ユキーデ。木村はユキーデ指導のもとで、1日3時間の練習メニューを必死にこなしているという。

 トレーニングメニューは基本的なストレッチからヘッドギアをつけての本格的スパーリングまでさまざま。これまで慣れ親しんだプロレス式の練習とはまったく違う。

 木村の目的はマーシャルアーツのテクニックをマスターすること。これまでバイプレーヤーに甘んじてきたが、自身のオリジナリティーとしてマーシャルアーツ殺法を確立するつもりなのだ。

 復帰戦は同年3月26日の新日本プロレス「闘魂ライブPARTⅡ」での異種格闘技戦が濃厚。現状打破のために木村は燃えていた。

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