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2021-06-14

決戦まであと5日──井上尚弥がふたたびベガスで躍動する!

前回のラスベガス戦より。いよいよDeparture! Photo_Getty Images

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 今週末19日(日本時間20日)にいよいよ迫った井上尚弥(大橋)のWBA王座5度目、IBF王座3度目の防衛戦となるIBF1位・WBA8位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦。15日発売となる『ボクシング・マガジン7月号』では、直前情報として離日前の井上尚弥のオンライン会見をベースにこの試合を最終チェックした。

写真_山口裕朗 Photos by Hiroaki Yamaguchi

「自分が現役のころでは考えられなかったところに尚弥が誘ってくれた」(大橋会長)

「自分が現役のころでは考えられなかったところに尚弥が誘ってくれた」(大橋会長)

「自分自身、どんなパフォーマンスをラスベガスのリングで見せられるか、楽しみしかない」

「悪いところを探すのが自分の役目ですが……」(真吾トレーナー)
「悪いところを探すのが自分の役目ですが……」(真吾トレーナー)

 昨年10月(日本時間11月1日)のラスベガス初戦は無観客興行だったが、今回は有観客。“ライバル”WBC新王者ノニト・ドネア、WBO王者ジョンリエル・カシメロ(ともにフィリピン)をはじめ、世界中が“ナオヤ・イノウエ”を楽しみに集う。われわれ常人からすれば、計り知れないプレッシャーがあろう。だが、彼はそれすらも力に変える男。きっとリラックスしたまま、フルパワーを発揮するにちがいない。

「尚弥くんには驚きの連続です」(太田トレーナー)
「尚弥くんには驚きの連続です」(太田トレーナー)

 本誌では、ラスベガスに帯同する大橋秀行会長、父・真吾トレーナー、太田光亮トレーナー、佐久間史朗トレーナー、さらに現役時代から切磋琢磨してきた八重樫東トレーナーの5人に、今回の試合に向けてさらに進化を遂げる“モンスター”を各々の言葉で表現してもらった。決してお世辞でも誇張でもない彼らのリアルな言葉。それらを嚙みしめながら、当日のリングを待ちわびたい。

「見たとおり、強いです」(八重樫トレーナー=左)、「かわいい天然ぶりは相変わらず」(佐久間トレーナー)
「見たとおり、強いです」(八重樫トレーナー=左)、「かわいい天然ぶりは相変わらず」(佐久間トレーナー)

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