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2021-07-02

【しゅりんぷ池田のカード春秋】入団会見の写真がカードに

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カードの締め切りまでに写真が間に合わず...

 先日発売になったヤクルトのチームカードを見ていて、あれ? と思ったのがバンデンハークとサイスニードの写真がプレー写真ではなく、入団会時に撮影されたものだったことです。
 
 ヤクルトの外国人選手はコロナ禍もあって来日が遅れ、サイスニードの今季初登板が5月9日、バンデンハークのそれが同21日と遅れに遅れたことからカードの締め切りまでに写真が間に合わず、苦肉の策で入団会見時の写真でのカード化となったようです。

 ヤクルトのチームカード以前にすでに7球団のそれが発行されているのですが、今季入団が決定し、選手名鑑にも載っている新外国人選手のうち何人かは来日がかなわず、当該球団のユニフォームを着た写真がまったくないことから、仕方なくカード化を断念するケースがいくつか生じていたのです。こんなことはBBMベースボールカードがスタートして以降初めてのことです。それだけ今回のコロナ禍が未曾有の事態ということなのでしょう。

 カードの写真を見ると、ほかにも、選手の背景に写り込んでいるスタンドが観客の入場制限のため人影がまばらだったり、ベンチに座っているチームスタッフがマスクをしていたりと、今年ならではの風景が広がっています。

 後年のコレクターは今年のカードを見て、「あれ、この年の新外国人選手・●●●●のカードがない。どうしてだろう?」と不審に思うのでしょうか。そして、このカードの異変を通して2021年に大厄災があったことを知ることになるのでしょうか。
(週刊ベースボール2021年6月28日号 掲載記事再編)


BBM東京ヤクルトスワローズ ベースボールカード2021 S27 サイスニード 

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