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2021-06-27

リング破壊! 中嶋勝彦が丸坊主!! NOAH初の敗者髪切り金網デスマッチはマサ北宮が激勝【週刊プロレス】

中嶋勝彦に金網上からダイビング・セントーンを放ったマサ北宮

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 6月26日、NOAHのTVマッチで中嶋勝彦vsマサ北宮の「敗者髪切り金網デスマッチ」がおこなわれた。

 健介オフィスの兄弟弟子による愛憎物語はついに「敗者髪切り金網デスマッチ」での決着戦を迎えた。同形式はNOAHで旗揚げ21年目にして初めて。立会人を務めたのは金剛のリーダーである拳王。場内が緊張感に包まれる中で試合開始のゴングが鳴った。

 試合は互いの意地とプライドをぶつけ合うような激闘となった。中嶋は金網上からのミサイルキックを敢行。健介オフィスの“母”北斗晶が1992年7月30日における全日本女子プロレス水戸大会のブル中野戦で見せたような一撃だった。

 北宮は強烈なヘッドバットを叩き込んで中嶋を流血させると、パイルドライバーに続いて、金網最上段からのダイビング・セントーンを投下。しかし、これは中嶋によけられて自爆…。

 リング内では中山真一レフェリーがリングの状態をチェックし、かなり違和感がある様子。金網の外では西永秀一レフェリーがリングの状況を確認し「割れてる」と言っていた。大会後にあらためてリングを解体してみると、なんとキャンバスの下に敷いている板が割れていたという。

 これで大きなダメージを負った北宮は直後に中嶋の頭突きを食らって大流血。だが、気力で闘い抜いて、右ハイキック、顔面蹴り上げを叩き込まれても3カウントを許さない。

 中嶋の猛攻を耐え切った北宮はサイトー・スープレックス連発で勝利。試合後にはリング上で中嶋の髪をハサミとバリカンで刈った。

 雄叫びを上げて引き揚げると、バックステージで「あのヤローの髪の毛を叩き切って、尊厳を叩き潰してもまだまだ中嶋勝彦に対する恨みはこんなもんじゃねぇんだよ。腹の底にへばりついてるんだよ、現にアイツとの因縁のタッグのベルトもオレの手元にある。まだまだ…中嶋勝彦、まだまだだ!」と叫んだ。
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