close

2021-07-22

健介オフィス時代から続く中嶋勝彦との確執…マサ北宮「髪の毛なくなっても、相変わらず憎たらしい」【週刊プロレス】

激しくエルボーを打ち合う中嶋勝彦とマサ北宮

全ての画像を見る


 中嶋勝彦に(6・26TVマッチの)金網戦で勝って、丸坊主にしてやったけど、まぁ、ざまあみろって感じだな。新弟子の気持ちに立ち返って謙虚にやり直せって思ってたけど、あのヤローはずっとヘラヘラしてやがる。髪の毛なくなっても、相変わらず憎たらしいツラしてやがった。やっぱしょうもねぇヤツだなって。絶対に悔しい気持ちがあるのにも関わらず、あえて裏腹に振る舞ってる。そういうところも昔から大嫌いだった。

 パートナーと決裂しようが、GHCタッグ王者はオレだって気持ちでいた。それはそれ、これはこれだ。タッグチャンピオンの主張として、ベルトはオレのもの。ただあのヤローと二度と組む気はなかっただけだ。

 そもそもあのヤローが金剛に来た時点(昨年8月)から呉越同舟だったんだよ。強い信念を持って闘ってきたけど、5・31後楽園でたった一回の行き違い、誤爆でもオレはどうしても我慢できなかった。それだけいびつな感情を新弟子時代から10年以上持ってるってことだろうな。

 中嶋のヤロー以外の金剛の連中には恨みもないし、世話になったなって気持ちもあるんだけど、ヤツが一人いるせいでものすごく居づらかったな。随分と座りの悪い場所になっちゃった。だから、オレが金剛を出るしかなかったんだ。

 NOAHにはM’sアライアンスや杉浦軍ってユニットもあるけど、ひとまず正規軍と共闘することになって、今は清宮とGHCタッグ王者になるという目標ができた。清宮に関してはポテンシャルが高い。双子みたいなタッグチームもいるけど、スタイル的にも対照的でアンバランスなタッグになるし、面白いもんが生み出せるんじゃないかなって思った。あと清宮は何を考えてるかわからないヤツなんで、一回ちゃんと組んでみて腹の中を見てやろうかなって感じかな。

 いろいろ悩んで本人の中で葛藤があるみたいだけど、清宮は常に熱心ではあるんで。何よりも中嶋のヤローみたいにヘラヘラしてない。気持ちがいいほどに愚直な男だから組みたいなって思った部分もある。

 武藤敬司がGHCヘビー級王者になったら、いの一番に挑戦を表明したし、その後にオレも続いた。今こそオレが上にいく時だっていう気持ちは一緒だったんだなって。そこに関しても何がやりたいのかまったくわからない中嶋のヤローとは違うよ。

 実際に組んでみて、あんまり小難しくならなかったらいいかなって考えてる。清宮は基本的にオーソドックスで正統派。たまに奇をてらったこともするけど、こっちとしてはブレないでくれた方がいい。なんだかんだで清宮が入門した日からずっと敵味方に分かれながらNOAHで上を目指してきた間柄だから。

 ベルトに関しては返上しないまま7月22日に臨む。ある意味で離れ離れになってるGHCタッグ王座の統一戦。これまでこういうシチュエーションはなかった。前代未聞の王者決定戦じゃないか。

 前哨戦で闘ってみて、征矢とは真っ向からやり合える相手だなって思った。ここまでNOAHで結果に恵まれてないだけにやるしかない切羽詰まった人間の脅威っていうのは感じてる。(7・11仙台で)餅つき式パワーボムとかも出してきたし、使えるもんは何でも使ってやろうって意気込みかもしれない。

 7・22後楽園ではGHCタッグ王座をあるべき場所に返してもらうって感覚。手強い相手だっていうのはずっと前からずっとやり合ってきて知ってるんで。あとは清宮と自分の底力を出して勝つだけですよ。

※NOAH7・22後楽園大会はABEMA格闘CHにて午後6時より無料生放送!

http://gxyt4.app.goo.gl/xAFMK
タグ:

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事