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2021-07-24

【東京五輪・陸上展望】男子1500m/19年世界王者・チェルイヨットが本命

7月に入り力を見せつけ代表入りしたケニアのチェルイヨット

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【男子1500m日程】
予選       8月3日 9:05
準決勝   8月5日 20:00
決勝       8月7日 20:40

 2019年世界選手権金メダリストのT・チェルイヨット(Cheruiyot)がケニア選考会で4位に沈んだが、7月9日のダイヤモンドリーグ(DL)・モナコ大会で今季世界リスト1位の3分28秒28の好記録を出し、代表入りが決定。優勝候補の本命として今大会を迎える。

 迎え撃つは今季3分28秒76をマークし、リスト2位につけるM・カティア(Katir/スペイン)と今季3分29秒25をマークしリスト3位のJ・インゲブリクトセン(Ingebrigtsen/ノルウェー)。インゲブリクトセンは5000mを回避しこの種目に専念するため、ハイレベルなレースを繰り広げられるだろう。

 今季好調のJ・カー(Kerr/イギリス)も初の頂点を目指す。5000m、10000mと合わせ標準記録を3種目で破っているS・マクスウイン(McSweyn/オーストラリア)も1500mに専念するとも伝えられており、注目の存在だ。

 全米選手権を制したC・ホッカー(Hocker)は、リオ五輪金のM・セントロヴィッツ(Centrowitz)にラストで競り勝ち、スプリントの強さを見せつけた。

 ケニア勢ではC・シモトゥー(Simotwo)が選考会トップだった。エチオピアの注目選手は、T・レミ(Lemi)。そしてT・マフロフィ(Makhloufi/アルジェリア)を忘れてはならない。ロンドン五輪金メダリストは近年、レースで目立った結果を残していない様子だが、代表入りを果たし、今大会でも上位進出を狙う。

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