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2021-07-23

【アメフト】フラッグフットボール日本代表、現役学生アメフト選手と対戦 24日に強化試合

関東学連選抜として日本代表と対戦する慶大のエースRB大河原=撮影:小座野容斉

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 フラッグフットボール日本代表が、7月24日、富士通スタジアム川崎で強化試合を行う。今年12月にイスラエルで開催される「フラッグフットボール世界選手権2021」に向けた強化の一環で、男子代表の対戦相手は、現役大学生アメフト選手で編成された関東学連選抜チーム、女子も日本代表候補が、男子の2チームと対戦する。

 日本アメリカンフットボール協会(JAFA、國吉誠会長)が主催し、関東学生アメリカンフットボール連盟(廣田慶理事長)が協力する。新型コロナウィルス感染症のため、無観客での開催となる。


 関東学連選抜チームは6月26日(土)に同スタジアムで開催した、フラッグフットボール初の大学トーナメント「KCFA フラッグボウル 2021」に出場した選手から選出した。

 学連選抜チームには、フラッグボウルで優勝した慶応大学から12人が選出。RB大河原陸ら、学生アメフトのトップ選手も加わった。他に法政大学や杏林大学、早稲田大学から合計27選手が選出された。学連選抜はA、B2チームに分かれ、男子日本代表と対戦する。

 学連選抜チームの監督は前田晃・慶大監督、コーチには高岡勝・早大監督と、両校アメフト部の監督が顔をそろえた。2監督共にフラッグフットボールの指導経験も持っている。


 JAFAは、フラッグフットボールの国内での普及に力を入れている。フラッグが追加種目として実施される2022年のワールドゲームズ(米アラバマ州バーミンガム)への男女代表チームの参加を狙うとともに、夏季五輪の追加競技として2028年ロサンゼルス五輪での実施を目指す国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)の活動を後押しする。

 さらに女性や子供に競技を広げて、日本国内では球技としてマイナーなアメリカンフットボールの裾野を拡大する狙いもある。

 フラッグフットボールは性別や年齢を超えて、一緒に試合を楽しめる特色もあり、今回の強化試合でも女子代表候補はフラッグの国内リーグ「Fリーグ」の男子チームと対戦する。

試合のスケジュールは次の通り

第1試合    17:30~  
男子日本代表 対 関東学連選抜Aチーム
女子代表候補 対 横浜ドライリーフス(Fリーグ男子チーム)

第2試合 19:00~ 
男子日本代表 対 関東学連選抜Aチーム
女子代表候補 対 ゴールデンメッツ麻布(Fリーグ男子チーム)

 ルール:IFAF 2019年公式ルール

フラッグフットボール日本代表メンバー

フラッグフットボール日本代表メンバー(1)=JAFA提供

フラッグフットボール日本代表メンバー(2)=JAFA提供

関東学連選抜メンバー

フラッグフットボール関東学連選抜メンバー(1)=KCFA提供

フラッグフットボール関東学連選抜メンバー(2)=KCFA提供

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