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2021-07-26

【東京五輪・陸上展望】女子400mハードル/マクローリン、ムハンマドの世界記録V争いが濃厚 

全米選手権で世界新のマクローリン

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【女子400mハードル日程】
予選       7月31日9:00
準決勝   8月2日 20:35
決勝       8月4日 11:30


 21歳のS・マクローリン(McLaughlin)と、31歳のD・ムハンマド(Muhammad/共にアメリカ)の、新旧世界記録保持者対決が白熱しそうだ。2019年は6月の全米選手権で52秒20の世界新記録で優勝したムハンマドが、10月の世界選手権でも52秒16と世界記録をさらに更新して金メダルを獲得。マクローリンは両大会とも2位だったが、タイム差は0秒68から0秒07差に縮めていた。

 そして今年6月の全米選手権では、マクローリンが史上初の51秒台となる51秒90で優勝。19年世界選手権はムハンマドに逃げ切られたが、今回は9台目後にムハンマドを逆転した。

 マクローリンの武器は、400mハードルの選手としては飛び抜けたスピードだ。200mが22秒39、400mでは50秒07、さらに100mHでは12秒65の自己記録を持つほどだ。

 一方、ムハンマドは、19年世界選手権の4×400mRでアメリカが優勝した際、2走のマクローリンも49秒78と好走したが、3走で49秒43とそれ以上の速さを見せたこともある。

 この2人の対抗馬は7月4日に世界歴代4位の52秒37で走ったF・ボル(Bol/オランダ)。21歳と若いだけに東京での走りに注目だ。

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