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2021-08-05

8月5日は中邑真輔vsオカダ・カズチカ“初シングル”の日【週刊プロレス】

中邑真輔の首をひん曲げるオカダ・カズチカ

 2012年8月5日、新日本プロレス大阪大会におけるG1公式戦で“レインメーカー”オカダ・カズチカが中邑真輔と激突した。

 同年1・4東京ドームで凱旋してからオカダがこなしてきたシングルは棚橋弘至2回、内藤哲也、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、キャプテン・ニュージャパンと1回ずつの合計6試合だけ。G1では新鮮なカードが目白押しだった。

 凱旋帰国以降、オカダが闘ってきた「先輩方」と中邑はスタイルも思想も大きく異なる。ヤングライオン時代にはシングル対戦経験があるものの、レインメーカーとしては初対決。中邑は隣で見てきた男が本当に「本物」であるか見定めるのを楽しんでいるように笑みを浮かべながら試合に臨んだ。

 中邑はオカダのレインメーカーを徹底的に防御して、最後はボマイェで勝利。試合後には「ところで、雨降ったかい? オカダは本物か? まぁ、いいや。悪いがここにもいるんだ」と自身が“本物”であると胸を張った。一方のオカダはグッタリした様子で退場。セコンドの外道が「何が聞きたいのか、言ってみろ。ノーコメントだ」とその気持ちを代弁した。

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