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2021-08-01

デビュー20周年の菅原が大谷との熱闘を制し、万感の火祭り初制覇【週刊プロレス】

火祭り刀を手にした菅原

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1日、東京・後楽園ホールにてZERO1のシングルリーグ戦「真夏の祭典 火祭り2021」の優勝決定戦がおこなわれ、菅原拓也が大谷晋二郎を下し、5度目の参戦にして悲願の初優勝を果たした。


NOAHから初参戦した稲村愛輝が負傷によりリタイアとなるアクデントも発生する中、Aブロックから勝ち上がったのは3年ぶりの火祭り参戦で大復活を遂げた大谷。Bブロックから勝ち上がったのは、崖っぷちの連敗から3連勝で紙一重の進出を決めた菅原。

自身の20周年に髪を赤に染めての登場いた菅原は、大谷の徹底した腕攻めとコブラホールドに苦しめられながらも、執念で立ち上がり続け、最後はムーンサルト・プレスを放って3カウントを奪取。

自身のデビュー20周年に花を添える初の火祭り制覇を果たした菅原は「DRAGONGATEでいろいろあって、ZERO1に上がるようになって、いつの間にか入団して。大谷さんたちに全国チャリティーもある中で、大谷さんの姿勢を見て、キラキラ目を輝かせて見てる子どもたちを見て、僕のプロレス観は変わりました。オレは大谷晋二郎にはなれない。なれないけど、アナタの背中を見て10何年やってきてんだ。あなたの闘う姿をみて、大人から子供まで勇気を与えるプロレスをZERO1でやってきます」と決意表明。

さらに現在は田中将斗が保持する世界ヘビー級王座戦に次なる照準を定めると、火祭り刀を鞘から抜きながら「ZERO1はオレに任せとけ!」と力強い言葉で大会を締めた。


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