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2021-08-21

彩羽と橋本による、AAAW王座全権を懸けての頂上決戦が10・1後楽園で決定に【週刊プロレス】

橋本に対戦を要求した彩羽

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20日、都内・後楽園ホールで開催されたマーベラス後楽園大会にて、彩羽匠が現在センダイガールズが保持するAAAW王座の全権を懸けた橋本千紘とのシングルマッチを要求。これに橋本が応じたことで、10・1後楽園でのシングル決戦が決定となった。

もともと彩羽は橋本と'20年4月におこなわれる予定だったGAEAISMのメインで、長与千種と里村明衣子の直系としてのシングル対決をおこなう予定だったが、コロナ禍を受ける形でGAEAISMは延期となり、さらに彩羽がヒザジン帯を負傷して全治10カ月の長期欠場へ。

今年6月に延期されたGAEAISMのメインではセンダイガールズとマーベラスによってAAAW王座の全権を懸けたイリミネーションマッチがおこなわれ、壮絶な死闘の末にセンダイガールズが勝利。AAAWシングル&タッグの全権をセンダイガールズが手中におさめた。

目の前でマーベラスにとって待望となっていたベルトの権利を奪われた彩羽が復帰を宣言し、橋本に対戦を要求。それ以降、センダイガールズは自団体にベルトを持つこともあり、AAAW王座の権利を行使してこなかった。

そしてこの日のマーベラス後楽園大会、メインイベントで彩羽はセンダイガールズの岩田美香とタッグを組み、共通の敵となっていた〝反仙女会同盟〟響&アンドラス宮城と対決。響とアンドラスのラフファイトに苦しめられながらも、岩田と鋭いキックのコンビネーションを繰り出して反撃し、見事に勝利をおさめた。

試合後の彩羽はセミで星月芽依に勝利した橋本をリングに呼び寄せると、「ひとつ、この試合に勝ったら言いたいことがありました。GAEAISM、自分のケガでの欠場も含め、完敗でした。AAAWのベルト、自分にリベンジさせて下さい、挑戦させて下さい」とあらためて橋本との対戦を要求。

これに橋本が「彩羽匠、もう待ちくたびれたよ。待ってる間桃野美桜と星月芽依が大ッキライになるほど楽しませてもらったけど、やっと2人だけの闘い、誰にも邪魔されずにできますね」と応じたことで、プロレスリングwaveとマーベラスの合同興行となる10・1後楽園での頂上決戦が決定に。

自団体にベルトを持たないマーベラスにとっては是が非でもAAAW王座の権利を奪取したいところだが、ここまでのマーベラスとの対抗戦の内容を見ても橋本の充実は圧倒的。再びGAEA JAPANの至宝を懸けることになった一戦は、業界にとっても大注目の一戦となりそうだ。

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