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2021-09-14

【ボクシング】V1成功の中谷潤人が帰国 次戦は年内を希望

隔離先のホテルから笑顔で会見した中谷

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10日(日本時間11日)、アメリカ・アリゾナ州ツーソンで初防衛に成功したWBO世界フライ級チャンピオン中谷潤人(M.T)が、14日夕方着の便で帰国。隔離先のホテルからオンラインで会見した。同級1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に4回TKO勝ちした試合を振り返り、次戦は年内を希望した。

 試合後は2日ほどロサンゼルスのルディ・エルナンデス・トレーナーの家で過ごしてきたという中谷。「ビーチに連れて行ってもらい、ゆっくりできた」と笑顔で話した。アコスタ戦の勝利は世界王座を奪取したとき以上の反響があったというが、映像で見た印象は「ちょっと前に行き過ぎたのと、一発いいのをもらってしまったのが反省点」と振り返った。今まで以上の攻撃力を見せ、初回からアコスタを圧倒したが、2回にもらった右は「見映えがよくなかった。ガードもおろそかになっていた」と冷静に分析した。

 帰国後の予定は特になく、ダメージもほとんどないことから、長く休まず練習を再開したい意向。次戦は年内を希望し、対戦したい相手としては、WBC王者フリオ・セサール・マルチネス(メキシコ)の名前を改めて挙げた。村野健マネージャーによると、相手など具体的なことは未定ながらも、中谷のマッチメークを請け負う帝拳ジムの本田明彦会長と相談し、年内の試合を前向きに考えていきたいとした。
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