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2021-10-13

【ボクシング】佐川遼が再起&リベンジ戦へ計量パス

佐川(左)は4年前に敗れた小坂と再起戦

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前日本フェザー級チャンピオンで現5位の佐川遼(27歳=三迫)はあす14日、東京・後楽園ホールで行う58.0kg契約8回戦の前日計量をリミットでパス。小坂烈(23歳=SUN-RISE)を相手に迎える再起戦に向け、オンラインで会見した。

 王座陥落から8ヵ月、佐川がリングに帰ってくる。相手は4年前、デビュー2戦目で苦杯を喫した小坂だ。「大事な再起戦だし、小坂選手にリベンジもしたい。高いモチベーションで練習できました」と意気込みを語った。7回TKO負けで王座を奪われた丸田陽七太(森岡)との一戦は「完敗」と認め、精神的な落ち込みは大きかったと明かす。しかし、復帰戦の相手が小坂と決まったことで、再び気持ちを高めることができたという。

 丸田戦は「パンチを警戒しすぎて、次につながる動きができなかった。攻めの気持ちが足りなかった」と振り返る。その反省から「今回は違うスタイルを見せたい。時には打ち合うことも必要。そこで打ち負けない練習はしてきた」と、小坂戦では新たな戦い方を見せようとしている。右ストレートへの頼り過ぎも見直し、新しいパンチの習得にも取り組んだ。

 小坂は現在2連敗中だが、「映像を見る限り倒せるパンチは持っている。身長も高く、コンパクトなパンチを打てるので、決して油断はしない」と気を引き締める佐川。小坂戦をクリアすれば、今後はフェザー級、スーパーフェザー級の両クラスを視野に、タイトル戦線への復活を狙う。

写真提供/三迫ジム

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