close

2021-11-06

【ソフトボール】ビックカメラ高崎が決勝進出を決め、トヨタ自動車とHondaが3位決定戦へ…日本女子ソフトボールリーグ決勝トーナメント1日目プレイバック 

トヨタ自動車との1位・2位戦を制し、決勝進出を決めたビックカメラ高崎

全ての画像を見る


第3試合
Honda 1-0 日立

9回完封で勝利を喜ぶHonda先発のアリー・カーダ
▲9回完封で勝利を喜ぶHonda先発のアリー・カーダ

Honda|000000001=1
日立   |000000000=0
(9回
[H]○アリー・カーダ―棚町佳奈
[日]●坂本実桜―清原奈侑

9回タイブレークに及ぶ激戦を制したのはHondaだった。タイブレーク走者の塚本蛍を森山遥菜の投手強襲打で三塁へ進めると、森山がすかさず二盗を成功させて無死二・三塁。ここで次打者・長谷川優理が打ち上げた内野へのファウルフライは捕球されたものの、捕球後場外による安全進塁権を得て三走の塚本がホームイン。1点をもぎ取った。その裏、日立打線も粘りを見せたが、逆転ならず。Hondaが3位決定戦進出を決めた。

≪監督・選手コメント≫
Honda・大西舞監督
「疲れましたね。でも心地よい疲れとともに、やっぱり明日2試合勝って日本一というのが見えてきた中で、やる気というかもう一段階ギアを上げて気持ちが入ってきましたね。
(トヨタ自動車は)投手力がいいチームなので明日も厳しい試合になると思うけれど、いかに相手のすきをついて1点を取ることを意識していきたい」

Honda・森山遥菜選手
「バッテリーがすごく頑張ってくれて、試合をつくってくれた。(チームメイトには)4試合できるのはウチだけなんだからそれをプラスにとらえようということと、どこのチームも5位、4位から日本一になったことはないので自分たちで成し遂げてやろうと言ってきました」

Honda・アリー・カーダ投手
「今日はジェイリン・フォードとのコンビネーションがうまくきいた。チームが勝つために2人でできることをしようと言っていたので、それがうまくできたと思います」

日立・村山修次監督
「選手は120%の力を出してくれたと本当に思った。何とか勝たせてあげたかったんですけど、私自身の実力不足かなと。選手に申し訳ない気持ちでいっぱいです。タイブレークの最初の回を何とか0点にしのいで、あの回で決めなければいけなかったんですけど、もうそこは自分のサイン出すタイミングとか、そこのミスだったかなと思います。今年のサンディーバは清原のチームだと思っている。この大躍進も清原がいなかったらなかったと思うので、頭が下がる気持ちです」

日立・清原奈侑選手
「坂本が1回から9回までしっかり投げてくれたので、野手が何とか1点先に行きたかったんですけど、バントだったりエンドランを見直してきた中で、それがうまく決まらなかったことはまだまだ練習するべき課題ですし、カーダ選手もいい投手だったので、向こうのほうが上だったのかなと思います。オリンピックもあって、たくさんのことが自分の中で経験値として上がった1年でしたし、この経験を日立に持ち帰って、日本一を目指してやっていたんですけど、その思いをもっと強く伝えるべきだったし、やっぱり自分の一打で勝利に導けたらもっと良かったなと思います」

日立・坂本実桜投手
「1回1回思い切り投げることと、清原選手のサインを信じて1球1球投げ抜きました。(タイブレークは)チームのために絶対無失点で抑えよう、絶対走者にホームを踏ませないという気持ちで投げました」

9回無死二・三塁から決勝点となるホームを踏んだHonda・塚本蛍
▲9回無死二・三塁から決勝点となるホームを踏んだHonda・塚本蛍

敗れはしたが、チーム一丸となって戦い抜いた日立
▲敗れはしたが、5年ぶりの決勝トーナメントをチーム一丸となって戦った日立

<Hondaスターティングオーダー>
1(二)杉本梨緒
2(DP)糟谷舞乃
3(左)塚本蛍
4(一)森山遥菜
5(遊)長谷川優理
6(中)下村歩美
7(右)巽麗奈
8(捕)棚町佳奈
9(三)菱谷香実
FP(投)アリー・カーダ

<日立スターティングオーダー>
1(三)坂本結愛
2(遊)那須千春
3(右)山口みどり
4(二)鈴木鮎美
5(捕)清原奈侑
6(左)高瀬沙羅
7(DP)ケイラニ・リケッツ
8(一)炭谷遥香
9(中)松岡くるみ

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事