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2021-11-18

ポンポン飛び出すアントニオ猪木のダジャレ「政治的なことは坂口征二に聞いてくれ」【週刊プロレス】

週刊プロレス編集部

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アントニオ猪木のダジャレ好きは有名

　アントニオ猪木は歴代プロレスラーの中で最高峰の話し上手。試合前後のインタビューだけでなく、講演などでも言葉に詰まることなく滑らかに話す。

　そんな猪木は昔からダジャレ好きで有名。インタビューの際も真顔で記者団を笑わせることもしばしばある。

　1987年のことだった。

――長州力の契約違反問題についてどう思う？
猪木　政治的なことは坂口“征二”に聞いてくれ。

――2年半ぶりに対戦した長州軍団の印象には？
猪木　長州はチョーシュー（調子）がいいけど、（ヒロ）斉藤はちょっと疲れていて疲労・斉藤って感じ。

――車のタイヤを使った練習の効果は？
猪木　少しタイアド（疲れた）けど、これをやっているとリタイアしなくて済むから。

――地方興行の6人タッグでキューバン・アサシンにフォール勝ちをしたが？
猪木　大したレスラーじゃないけど、アイツには相手の体を吸いつけるようなパワーがある。吸盤アサシンって言うぐらいだからね。

　機嫌のいい時は次々に猪木のダジャレが飛び出してくる。報道陣は大爆笑している一方で、新日本の選手たちは「社長のダジャレは面白くも何ともないんだよ」と言っているとか…。
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