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2021-11-18

葛西純が正岡大介との死闘を制し、聖夜のメイン進出へ【週刊プロレス】

激闘を繰り広げた葛西(左)と正岡

17日、都内・水道橋にておこなわれたFREEDOMS後楽園ホール大会にて、葛西純が正岡大介との激闘を制し、KFC王座次期挑戦者となった。

今年は初の自伝出版、ドキュメンタリー映画公開と大活躍の〝狂猿〟葛西だったが、FREEDOMSの至宝であるKFC王座は前半は杉浦透、後半はビオレント・ジャックが所持しており、ベルトからは約2年離れていた。

この日はFREEDOMSの年間最大マッチとなる12・25後楽園「ブラッドクリスマス」に向けて、メインでジャックに挑戦するKFC王座次期挑戦者決定戦が葛西と正岡によって争われた。

3年ぶりのシングルデスマッチとなった葛西と正岡に現在遺恨関係はないが、今まで1度も葛西に勝利したことがない正岡は、エプロンから場外ボードへのスパニッシュフライを放つなど、決死の大技を連発。


両者が全身を鮮血で真っ赤に染め、シートには血溜まりができるほどの壮絶な死闘となったが、最後は葛西が最上級フィニッシュのクロスアーム式スティミュレイションを放って3カウント。鮮烈な闘いで聖夜の挑戦権を奪い取った。

勝利をおさめた葛西は「オレっちは来年5月3日に初進出する横浜武道館まで青写真を描いてるから」とニヤリと笑い、ジャック戦への勝利に自信を伺わせる。葛西純イヤーの総仕上げを、ベルト奪還で飾ることはできるか?

BBM SPORTS

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