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2021-12-04

東孝の遺言(東孝/著)

2021年12月 4日発売
BBM1500030
四六判並製・192頁
定価  1,650円(税込)
ISBN:978-4-583-11372-2 C0075

Contents

2021年、癌に倒れた日本格闘技界の巨星が遺した道標。

本書は、東孝の遺稿のうち「2020年に癌を発症してからの闘いの日々を振り返った日誌」を第Ⅰ部に、過去に出版した2冊の自叙伝「はみだし空手」(1981年)、「はみだし空手から空道へ」(2002)で記されている内容以降の20年間について振り返った回顧録を第Ⅱ部に、これからの空道、そして社会への願いを第Ⅲ部に、家族と関係者への思いを第Ⅳ部に、編纂したものである。

【目次】
はじめに
第Ⅰ部 病との闘い ―いつか同じ病に罹る人たちへ捧ぐ
第Ⅱ部 社会との闘い ―空道の20年。
第Ⅲ部 これからの空道、そして社会への願い ~東孝の遺言~
第Ⅳ部 家族、空道・大道塾の関係者への感謝と、今後への期待
編集にあたって 元格闘技通信編集長・朝岡秀樹
巻末付録インタビュー 自らを語る「素」の東孝

【著者紹介】
東孝 (あずま・たかし)
1949年5月22日生まれ、宮城県気仙沼市出身。気仙沼高等学校卒業後、陸上自衛隊を経て、早稲田大学第二文学部入学。1971年に極真会館に入門、1973年には第5回全日本空手道選手権大会に出場し、1974年第6回全日本大会2位、1975年第1回世界大会6位、1976年第8回全日本大会3位、1977年第9回全日本大会優勝、1979年第11回全日本大会3位、第2回大会世界4位と、輝かしい戦績を残し、1981年2月、大道塾を仙台に創設。同年9月には北斗旗選手権をスタート、顔面への手技攻撃(突き、肘打ち)や頭突き、投げ技、寝技までを認める着衣の総合格闘技の普及に努める。2001年には、競技名称を「空道」とあらため、同年11月に第一回空道世界選手権を開催(以降、4年に1度開催)。空道大道塾九段。2021年4月3日、胃がんにより死去。享年72歳(数え歳)。

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