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2022-01-03

【アメフト】ライスボウル、富士通がパナソニックを破り2年ぶり6回目の日本一に ライスボウル

【富士通 vs パナソニック】富士通WR松井理己が、パスレシーブ124ヤード1TDでライスボウルMVP のポール・ラッシュ杯を獲得した=撮影:佐藤誠

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アメリカンフットボールの日本選手権、第75回ライスボウルが1月3日、東京ドームで行われ、富士通フロンティアーズがパナソニックインパルスを24-18で破って2年ぶり6度目の日本一に輝いた。
ライスボウルMVPには、パスレシーブ124ヤード1TDの富士通のWR松井理己が選ばれた。
第37回から現行の日本選手権となったライスボウルは、社会人代表と学生代表が対戦してきたが、実力に差があるため、今季からXリーグの王者決定戦がライスボウルとなった。
【富士通 vs パナソニック】MVPトロフィーと手に笑顔の富士通WR松井=撮影:小座野容斉
日本選手権・第75回ライスボウル(2022年1月3日)
富士通フロンティアーズ○24-18●パナソニック インパルス

 富士通がパナソニックの反撃をしのいで、2年ぶりに王座を奪還した。。
 先制したのはパナソニック。第2QにK佐伯眞太郎がフィールドゴール(FG)を決めた。
富士通は、QB高木翼がWR松井へ56ヤードのロングパスを決めて攻め込むと、高木の意表を突くランでタッチダウン(TD)を奪って逆転。富士通は次のドライブでも高木から松井へ37ヤードのパスで攻め込むと、高木が松井にTDパスを決めて11点差とした。
 追うパナソニックは残り1分余りからQBアンソニー・ローレンスのパスTDが決まってTD、さらに2ポイントコンバージョンを決めて11-14として折り返した。
【富士通 vs パナソニック】第4Q 、QBキープでこの試合2本目のランTDを決め、歓喜する富士通QB高木=撮影小座野容斉
 パナソニックは第3Q8分に、QBローレンスがTDパスを決めて逆転するが、富士通は第4QにQB高木が自らボールをキープしてこの日2本目のランTDで再逆転した。
 パナソニックは次のドライブで、富士通ゴール前まで攻め込むが、エンドゾーン直前でQBビクタージャモー・ミッチェルがファンブルし、エンドゾーン内で富士通DB藤田篤が値千金のリカバー。逆転を許さなかった。富士通はその後FGを決めて6点差とすると、パナソニックの最後の望みをかけたパスオフェンスを抑えて逃げ切った。
【富士通 vs パナソニック】第4Q、富士通DB藤田がパナソニックにTDを奪われる目前で、値千金のファンブルリカバー=撮影小座野容斉

撮影:佐藤誠

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