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2022-01-07

【NFL】ブレイディ、ロジャース…比較的順当なNFC プレーオフ進出チームは?第1シードは? 最終週を前に完全掲載

NFL現役最年長の44歳5カ月にして、今季のパス獲得距離、TD数などでリーグトップを走る「GOAT」ブレイデイ=photo by Getty Images

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第17週を終えたNFLは、今週末の1月8・9日(日本時間1月9・10日)、最終第18週の16試合を行う。最終週のためにマンデーナイトゲームはない。今季からレギュラーシーズンが1試合増え17試合となった長丁場で、AFCは大混戦が続いているが、NFCは比較的順当に強豪がプレーオフ進出を決めた。(写真はすべてGetty Images)

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 個人11回目のスーパーボウル出場、8回目の優勝を狙う「GOAT=Greatest Of All Time」QBトム・ブレイディのバッカニアーズ、史上2位となる4回目のMVPを目指すQBアーロン・ロジャースのパッカーズ、大型補強で形成したスター軍団で地元開催のスーパーボウルを狙うラムズ、驚異のスーパールーキーLBマイカ―・パーソンズを擁するカウボーイズの4強が、プレーオフ戦線の主役となりそうだ。

 現在プレーオフの枠は残りひとつ。可能性があるのは49ERSとセインツだ。プレーオフを通じてホームで試合ができて、かつ1回戦が免除になる第1シードはパッカーズに決まっている。
ディフェンスのゲームチェンジャー、カウボーイズの黄金ルーキーLBパーソンズー=photo by Getty Images
 NFCの第17週までの勝敗は以下の通り。◎がプレーオフ出場確定、●がプレーオフ可能性消滅。

◎パッカーズ 13勝3敗(NFC北地区優勝 13勝3敗、第1シード)
◎バッカニアーズ 12勝4敗(NFC南地区優勝 12勝4敗)
◎カウボーイズ 11勝5敗(NFC東地区優勝 11勝5敗)
◎ラムズ (12勝4敗)
◎カーディナルス (11勝5敗)
◎イーグルス (9勝7敗)

49ERS  (9勝7敗)
セインツ (8勝8敗)

●バイキングス (7勝9敗)
●ファルコンズ (7勝9敗)
●ワシントン (6勝10敗)
●ベアーズ (6勝10敗)
●シーホークス (6勝10敗)
●パンサーズ (5勝11敗)
●ジャイアンツ (4勝12敗)
●ライオンズ (2勝13敗1分

地元開催のスーパーボウル進出を目指すラムズのショーン・マクベイHC。自身もHCとして最年少スーパーボウル出場の更新のチャンスだ=photo by Getty Images

シーズン前はゴタゴタがあったが、公式戦では、きっちりと結果を出したパッカーズQBロジャース=photo by Getty Images

プレーオフ残り1枠は?カギ握るルーキーQBランス

プレーオフの残り1枠を争う、49ERSとセインツの進出条件は次の通り。49ERSが星一つリードしているが、最終週の相手は強敵ラムズ。しかも先発QBは今季のルーキー、先発3試合目のトレイ・ランスだ。ラムズは、主力を休ませる可能性が強いが、地区優勝と、組み合わせによってはディビジョナルラウンドまでのホーム開催がかかっているので、勝機があれば勝ちに来るだろう。49ERSはこのところラムズ戦6連勝という相性の良さを生かしたい。

49ERS
・自チーム(ラムズと対戦)の勝利か引き分け
・もしくは、セインツの引き分けか敗戦

セインツ
・自チーム(ファルコンズと対戦)で勝利し、かつ49ERSの敗戦


 NFCで唯一決まっていない、西地区の地区優勝決定条件は次の通り。

ラムズ
・自チーム(49ERSと対戦)の勝利か引き分け
・もしくは、カーディナルスの引き分けか敗戦

カーディナルス
・自チーム(シーホークスと対戦)の勝利、かつラムズの敗戦

49ERSのルーキーQBランスがプレーオフ進出のカギを握る=photo by Getty Images

セインツ攻撃陣の中核、RBカマラ=photo by Getty Images

【小座野容斉】

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