2022-01-10

【アメフト】関西学院中学部が２連覇！　世田谷ブルーサンダースは準優勝。第８回日本中学生アメリカンフットボール選手権

日本中学生アメリカンフットボール選手権で２連覇を達成した関西学院中学部

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アメリカンフットボールの中学生日本一を決定する第８回日本中学生アメリカンフットボール選手権が１月10日、富士通スタジアム川崎で開催され、関西代表の関西学院中学部が、関東代表の世田谷ブルーサンダースを21-0で下して、２連覇を達成した。

　第２クォーター（Q）関西学院中は、DB梶本獅竜のインターセプトで得た敵陣５ヤードからの攻撃のチャンスに、QB長澤崇夫がキープから左隅に飛び込んでタッチダウン、7−０と先制した。

　関西学院中は前半終了まで残り１分36秒で得た前半最後の攻撃は、QB長澤が「一番いいシリーズだった」と振り返るシリーズとなった。時計を止めるためにスパイクを繰り返しながら、ダウンを更新。最後はQB長澤がプレーアクションパスをエンドゾーンにいたWR加島禅に通す。関西学院中は14-０とリードを広げて前半を折り返した。

　後半も関西学院中のペースで進んだ。第３Qには、世田谷ブルーサンダースの第４ダウンギャンブルを阻止して得たチャンスにQB長澤が２ヤードのランを決めてリードを広げた。

　世田谷ブルーサンダースは、奮闘しながらも、要所でアンラッキーなプレーもあった。パントを相手が触ったボールをリカバーしてエンドゾーンに駆け込んだプレーが、マフと判定されて取り消されたり、タッチダウンと思われたプレーが、ホールディングで取り消されたり…。

　最優秀選手賞（MVP）には関西学院中のQB長澤、敢闘選手賞（MIP）には2回インターセプトした世田谷BTのDB山口友睦、優秀バックス賞には関西学院中のWR加島と世田谷BTのRB/LB鈴木琉ノ介、優秀ライン賞には関西学院中のOL/DL林浩太郎と世田谷BTのOL/DLの栗原流空が選ばれた。

世田谷ブルーサンダースは準優勝　第８回日本中学生アメリカンフットボール選手権