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2019-02-23

海外マラソン走るなら、シドニーマラソン!!

2019年、海外マラソンデビューしてみませんか!?
南半球はオーストラリア・シドニーで行われるシドニーマラソンは、時差1時間、過ごしやすい気候、連休の日程などなど、海外マラソンデビューにうってつけ。そして、何よりその美しい自然や参加のしやすさに、リピーターも多いです。
オーストラリアの公用語は英語ですが、日本事務局のスタッフが常駐するほか、その日本事務局による参加者への手厚いホスピタリティも随一!
シドニーマラソンの魅力を紹介します!
文・写真/高橋幸司(クリール編集長)

開催は連休の9月15日!
時差1時間で調整もらくらく

 真っ青な海と空に囲まれながら、巨大なハーバーブリッジを渡り、緑豊かな公園を抜けて、白く輝く世界文化遺産のオペラハウスを目指す――。シドニーマラソン(シドニー・ランニング・フェスティバル)は、高橋尚子さんが金メダルを獲得した2000年オリンピックを機に、その翌年からスタートした南半球最大のマラソン大会です。種目はフル、ハーフ、ブリッジラン(10㎞)、ファミリー・ファンラン(3㎞)があり、全種目で3万7000人ものランナーが、美しい港湾都市の風景の中を駆け抜けていきます。

真っ青な空と海。美しい港湾都市の風景はシドニーマラソンならでは!

 開催は、毎年9月の第3日曜日。19回目を迎える今年は、9月15日(日曜日)に行われます。日本ではちょうど、敬老の日が月曜日に付く3連休と重なるため、日本からも参加しやすく、昨年は約600名のランナーが赤道を越えてやってきました。日本―シドニー間のフライト時間は直行便で約9時間30分。時差はわずかに+1時間なので時差ボケも最小限にとどめられ、レースへの調整も難しくありません。

初めてでも一人でも安心!
日本事務局のホスピタリティ

 何より、日本事務局のホスピタリティが充実しているので、初めてのシドニーや一人での参加でも安心です。タウンホール(市役所)内のエキスポ会場に設置された「日本人ランナー専用受付」には、日本事務局のスタッフが常駐しており、英語が苦手な人でもナンバーカードの引き換えが容易にできます。レース前日の午前と午後には、オペラハウスなどの絶景を眺めながら約3㎞を走る「コンディショニングラン」を開催。また、例年、午前の部の終了後には、希望者でシドニーの名物パンケーキ店「Pancakes on the Rocks」に向かい、朝食をとりながら交流を深めています。

事務局主催のコンディショニングラン

 レース当日も、フィニシュ地点の近くにあるリカバリービレッジ内に、日本人ランナーが休息をとることができるテントを用意。大会の日の夕方にはロックスにあるパブで完走パーテイーが開かれ、オージービーフを堪能しながら参加者同士でレースの労をねぎらい、大いに盛り上がります。

完走パーティーでオージービーフを堪能しレースをねぎらう

気候がGOOD!
ナンバーカードで公共交通機関が無料に

 9月のシドニーは初春にあたり、気温の上下動はあるものの天候が安定しています。昨年も、前日は最高気温が30℃を超える暑さに見舞われましたが、当日は最低気温が一気に1ケタ台にまで下がりながらも、空は雲一つない晴天に恵まれました。ハーフのスタートは午前6時、フルは約1時間後の午前7時5分。朝日に染まるオペラハウスや港湾を眺めながらのランは、最高に気分を盛り上げてくれます。

レース当日はナンバーカードを見せると公共交通機関が無料に

 レース当日はナンバーカードを見せることで、地下鉄やバス、フェリーなどの公共交通機関が無料で利用できます。ハーバーブリッジのたもとのスタート地点は、地下鉄ミルソンズ・ポイント駅から徒歩わずか5分ほど。フィニシュ地点のオペラハウスでは、フルマラソンに限り前日に荷物を預けてばゴール後即受け取れるため(そのほかの種目はリカバリービレッジ内)、ホテル―会場間の移動が実にスムーズにできることも、この大会の大きな魅力といえるでしょう。

 南半球の大陸らしい、おおらかで自由な雰囲気の中を走ることのできるシドニーマラソン。次回の記事ではコースの魅力を、さらに詳しく紹介していきます。

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