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2022-01-24

【2021スポーツカード大賞】#01 ベストアイテム部門<ベースボールカード>

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毎年恒例のスポーツカード大賞! ディーラーズ座談会で決定します。連載第1回は、ベストアイテム部門から<ベースボールカード>編をお届けします。

参加ディーラー
佐伯 篤SAトレーディング)写真・中
酒井裕之ミント池袋店)写真・左
高橋高弥ミント立川店)写真・右


 カードファンの皆様、新年あけましておめでとうございます。今年もお待ちかねのディーラーズ座談会が開催されました。

 昨年末にBBM本社会議室にて行われたこの座談会もいよいよ14回目。座長役の佐伯篤氏はますます健在で、ミントからはこれが2回目となる池袋店の酒井裕之店長と、2年ぶりに復活した立川店の高橋高弥店長が参加してくれました。時折、脱線しながらも大いに盛り上がったトークをお楽しみください。

 2021年のスポーツカード大賞に輝いたのは果たしてどのカードなのか? 今回も大長編ですのでいくつかに分割してお送りします!

皆さん、またこの季節がやってまいりました

佐伯 2021年のスポーツカード大賞を決める座談会を開催いたします!

酒井 今年もよろしくお願いします。

高橋 私は2年ぶりの参加になります。よろしくお願いいたします。

佐伯 さて、2021年のスポーツカード業界はいかがでしたか?

酒井 とにかく、エンゼルスの大谷翔平選手ですよね。完全な大谷イヤーだったと思います。店にある大谷選手関連のカードが全部売れたんじゃないのかというくらいの勢いがありました。

佐伯 カード市場全体を見ても大谷選手のカードに限らず、BBM社やエポック社の新作アイテムを含めて、どれもよく売れたという印象があります。

酒井 2020年はコロナ禍の影響がありながらスポーツカードはよく売れましたが、その勢いが持続しましたよね。

佐伯 相変わらずというか、2021年もこの業界は活気がありましたよ。

酒井 そこに大谷選手の神風が吹いたものだから、MLBを中心に輸入物の海外カードが特によく売れました。

高橋 立川店でも「大谷選手が入っているカードはどれですか?」とよく聞かれて、その商品から順に売れていくという感じでした。直筆サインカードは入っていなくても、レギュラーだけでも欲しいので買っていくというお客様が多かったです。

酒井 加えて、大谷選手のルーキーカードがオークションなどですごく高額で取引されるようになったので、日本のカードファンの間にもルーキーカードは高値が付くという認識がより広く浸透しましたよね。カードコレクションのホビーとしてのステータスが一つ上がったという印象を受けました。

佐伯 春先と比較しても、大谷選手がホームラン王争いをするようになってからは、ルーキーカードは倍以上のプライスになったと思います。BBMの「1stバージョン」のものなら、今は軽く1万円くらいはするんじゃないですか。

酒井 さらにPSA鑑定で10点をもらったカードになると、その10倍くらいのプライスはつきますからね。


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佐伯 カードファンの間で“鑑定ブーム”がすごかったですよね。

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