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2022-01-27

ジミー・スヌーカがアブドーラ・ザ・ブッチャーと決別!「ヤツが犯した大きなミステークを思い知らせてやる」【週刊プロレス】

ジミー・スヌーカ

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 1988年9月9日、全日本プロレス千葉大会で、“スーパーフライ”ジミー・スヌーカがアブドーラ・ザ・ブッチャーと決別した。

 事件はジャンボ鶴田vsブッチャーのインターナショナルヘビー級選手権で起こった。試合はブッチャーが鶴田を流血させた後、ジョー樋口レフェリーに凶器突きを見舞って反則負け。タイガーマスクがリングに入って、狂乱する“黒い呪術師”を止めようとしたが、左ヒザを負傷しているため立ち向かえない。

 ブッチャーのセコンドについていたスヌーカは「もういい加減にしろ」とばかりに制止。だが、ブッチャーはスヌーカの額にも凶器を突き刺し、大流血させてしまう。

 これでスヌーカは怒りが爆発。タイガーとフライング・ヘッドバット、フライング・クロスチョップをダブルでさく裂させた。客席は思わぬドリームタッグの誕生に大喜び!

 試合後、スヌーカは日本人側の控室で「(タイガーとは)お互いのスタイルがフィットして最高のものになるだろう。ブッチャーにはヤツが犯した大きなミステークを思い知らせてやる」と語った。その隣でタイガーは「面白いね。お互いのためにいいと思う」と大歓迎だ。

 これまでテリー・ファンク、ミル・マスカラス、リッキー・スティムボートらが日本人側で闘っているが、スヌーカもその仲間入り。タイガーマスクとのタッグで同年の「世界最強タッグ決定リーグ戦」にも出場した。

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