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2022-01-17

ディック・ザ・ブルーザーが国際線にリングネームで搭乗できた理由【週刊プロレス】

ディック・ザ・ブルーザー

 リングネームを使用しているレスラーには、当たり前のように本名がある。他国に遠征する時は、マスクマンでさえもちゃんと本名で出入国審査を受けるのだが、リングネームのままで出国してしまったレスラーがいた。

 1980年春、国際プロレスに特別参加したディック・ザ・ブルーザーだ。3月14日午後5時30分成田空港着のノースウエスト航空003便で単身来日するのを、スタッフが出迎えに行った。乗客名簿には「ウイリアム・フランクリン・アフィルス」の名前がない。

 念のため、乗客名簿を端から端まで見直した。と「W・ブルーザー」という名前が…。

 無事に到着したブルーザーの話では本拠地のインディアナポリスから飛行機に乗る際、空港の係官が「オー、ミスター・ブルーザー、遠征ですか。行ってらっしゃい」とノーチェックで通したため、そのまま名簿に載ってしまったのだろうという。

 リングネームで国際線に搭乗するとは…さすが大物外国人選手だ。

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