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2022-02-01

「あの大会、あの試合、あの勝利は一生忘れない」プロレスGP2021ベストマッチは鷹木信悟vs棚橋弘至!【週刊プロレス】

鷹木信悟と棚橋弘至

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 週刊プロレス読者&週刊プロレスmobileユーザーの投票で決まる「プロレスグランプリ2021」の集計が終了。2021年1月1日~12月31日の期間中、日本国内でおこなわれた大会でもっとも素晴らしかった試合に贈られる「ベストマッチ」に輝いたのは、新日本7・25東京ドーム、鷹木信悟vs棚橋弘至だった。

 鷹木vs棚橋は4736票中874票を獲得。同一戦は大会当日に挑戦者の飯伏幸太が誤嚥性肺炎によって欠場。新日本のピンチに“エース”棚橋がその代役として立ち上がり、敗れはしたものの、素晴らしいファイトを見せた。

 鷹木と棚橋の受賞コメントは以下。

鷹木「オレ自身もかつては客席からドームのメインで棚橋が勝つ姿とかを見ていたわけで、それから10年も経たずに、棚橋弘至と東京ドームのメインで闘えて、勝てたというのは、スゴく感慨深かった。オリンピック期間中で日本に注目が集まっているなか、あの大会、あの試合で、あの勝利というのは、恐らく一生忘れないと思う。

 オレ個人としては、当日に相手が変わったことも、純粋におもしろいねって思ったし、飯伏幸太とできなかった悔しさもあったけど、ドームのメインでタイトルマッチをやるんだという気持ちは変わらなかったし、そこは腹をくくって行くぞっていうのがあったから。

 最後にEVILに蹴落とされたのも、言ってみれば富士山の頂上に登った瞬間に真下に落とされたみたいな感じで(笑)。だからこそ、あの最高の気分が際立っているところもあるし、最悪の気分も際立ってるけど、最高の気分になった瞬間も際立った試合だった」

棚橋「シチュエーションが特殊だったので、集中力が途切れなかったですね。元々ドームでは試合が組まれていなくて、前日の名古屋でもシングルがあって、そのままドームでもシングルで、ランナーズハイみたいな状態で臨めました。

 飯伏も出たいという責任感があったろうけど、当日の午前中に(欠場が)発表になって、じゃあオレが行くしかないでしょって。キャリアの中でもあれだけのスクランブル発進はなかったですよ。

 ただ、印象深い試合ではあったんですけど、試合内容はまったく覚えてないんですよね(苦笑)。対戦相手の動きを練るとか、どういう試合展開に持っていこうとか、そういうところまで頭が回らない状態で、本当にテンションで試合をしてたんだと思います。

 まあ、そういう状態ではなかなかチャンピオンは崩せないですよね。試合前後のシチュエーションは覚えていますけど、その代わり試合内容はファンの方が覚えていてくれればと思います」

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今週号の表紙は全日本後楽園でおこなわれたトーナメントを勝ち抜き、2年ぶりに三冠ヘビー級王座に返り咲いた宮原健斗です。創立50周年イヤーの舵取りを決める大事な大会。トーナメントのほかにも世界ジュニア、アジアタッグなど詳報。巻末言では福田剛紀社長に50周年イヤーにかける意気込みなどを聞いてます。読者とモバイルユーザー投票で決める「プロレスグランプリ2021」の結果を発表。男女グランプリ、ベストマッチ、ベストユニット、最優秀外国人、新人賞の6部門のほか好きなプロレスラーのベスト50も発表しています。あらためましてたくさんの投票ありがとうございました。新日本は後楽園2連戦で新シリーズ開幕。オカダvs内藤のIWGP世界ヘビー、棚橋vsSANADAのIWGP-USの2大タイトルマッチ前哨戦のほか、長いシリーズの幕開けをリポートします。NOAH大阪大会では大きな動きあり。船木誠勝が拳王を秒殺で破りGHCナショナル王座を奪取しただけでなく、試合後にまさかの金剛入りを表明。小川&HAYATAが会社にはく奪されたGHCジュニアタッグ王座は吉岡&進が決定戦に勝利し新王者に。そのほかスターダム大阪、DDT横浜、ドラゲー神戸、大日本・後楽園ほか掲載。「2022イチオシ選手PART3」もあり。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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