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2022-04-15

【しゅりんぷ池田のカード春秋】東六ドライチカルテットが 1枚のカードに

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近しい関係

 新人選手を特集した恒例のシリーズ「ルーキーエディション」。21年から「CLOSE RELATIONSHIP(「近しい関係」との意)」と題した新たなインサートカードが追加されました。18年夏から3季連続で甲子園に出場した明石商の中森俊介と来田涼斗のコンビ、ともに東北福祉大からヤクルトに進んだ山野太一&元山飛優など、同じ出身校からプロ入りした選手たちをカップリングしてカード化しているのです。

 その中の1種として20年秋ドラフトで東京六大学からともに1位指名された鈴木昭汰&早川隆久&入江大生&木澤尚文のカルテットも収録されています。1枚のカードの中に4選手が取り込まれており、なかなか壮観です。東京六大学からドラフト1位指名選手が4名も出るのは68、77、82年に次いで史上4例目のことなのだとか。過去の3回は法大が3名を輩出していたのですが、今回はバランスよく4大学からそれぞれのチームのエースが指名され、その珍しさから20年の年末には週刊ベースボールの表紙を飾ったほど。その際には学生服やブレザー姿でしたが、今回はプロ球団でのユニフォームをまとっての登場となりました。

「史上最高の豊作年」とも言われる68年ドラフトでは法大から山本浩二(浩司)、田淵幸一、富田勝、明大から星野仙一と東京六大学から4名が1位指名されましたが、このうち3名がのちに野球殿堂入りしたのでした。この4名が、そのような大成功を収めるのか楽しみです。そしてこの同期入団の4名がこれから、どんなキャリアを形成していくのか見守っていきたいと思います。
(週刊ベースボール2021年3月22日号 掲載記事再編)


2021BBM ベースボールカード ルーキーエディション CR7 鈴木昭汰(ロ)& 早川隆久(楽)& 入江大生(De)& 木澤尚文(ヤ)

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