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2022-05-01

【NFL】ドラフト3巡指名全選手を紹介(その2) QB「No.1」ともてはやされて、結局は86位

QBのNO.1という評価もあったマリク・ウィリスは3巡86位でタイタンズが指名した=photo by Getty Images

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米プロフットボール、NFLの2022年ドラフトは、ネバダ州ラスベガスで現地4月29日(日本時間30日)、第2日の指名があり、2巡32選手、3巡41選手の指名が確定した。

3巡選手の後半86~105位までの20人を紹介する。「QBのNo.1」「1巡指名では?」と前評判が高かったQBウィリスがようやく指名。スーパーボウル王者のラムズやレイダース、ドルフィンズなどが今ドラフトでようやく初の指名となった。

3巡前半の65~85位までの21人紹介はこちら

■3巡86位 テネシー・タイタンズ
QB マリク・ウィリス (リバティ大学)
今ドラフトのQBの中では「No.1の逸材」ともてはやされたが、ここまで順位が下落した。強肩と脚力は魅力だが、インターセプトが多く、強豪カレッジ相手にはほぼ勝てないなど、粗削り過ぎた。冷静に見れば順当な評価のように思える。

■3巡87位 アリゾナ・カーディナルス
EDGE キャメロン・トーマス (サンディエゴ州立大学)
カレッジ通算で39.5タックルフォーロス、20サック。所属するマウンテンウェストカンファレンスのレベルでは、万能のパスラッシャー、破壊的なランストッパーだった。カーディナルスはパスラッシャーの世代交代が迫っており、期待は大きい。

■3巡88位 ダラス・カウボーイズ
WR ジェイレン・トルバート (サウスアラバマ大学)
ESPNによると、2020~21年にかけて20ヤード以上のパスレシーブ回数(29)、距離(1102ヤード)ともにFBSでトップだったという。強豪校の格上CBとのマンツーマンに打ち勝って記録を伸ばしてきた。競争心の強いNFL向きの性格に期待が持てる。

■3巡89位 バッファロー・ビルズ
LB テレル・バーナード (ベイラー大学)
足の速さとクイックネスがあるが、アンダーサイズのためにブロックに力負けする。42試合出場で317タックルと経験・実績は豊富で、プレーリード能力も高い。NFLではまずはスペシャルチームで評価を上げたい。

■3巡90位  ラスベガス・レイダース
OG ディラン・パーファム (メンフィス大学)
上位指名権をトレードで使ったレイダースの、今ドラフトで最初の指名はインサイドOLとなった。パーファムは通算51試合出場で、2020年には右のOTもプレーした経験豊富なOL。40ヤード4秒93という運動能力も魅力だ。

■3巡91位 タンパベイ・バッカニアーズ
RB ラシャード・ホワイト (アリゾナ州立大学)
我慢強いRBだが、アウトサイドに展開すると爆発的なスピードを見せる。レシーブ能力も高く、昨シーズンは456ヤードを記録した。レナード・フォーネットの負担を下げるために、ローテーションRBを求めていたバッカニアーズには良い補強。

■3巡92位 グリーンベイ・パッカーズ
OG ショーン・ライアン (UCLA)
強豪UCLAでトゥルーフレッシュマンからLTで先発した大物。31試合をLTでプレーしたが、腕の短さもあって、NFLではGの方がフィットしそうだ。パッカーズのチーム事情的にはRTの可能性もある。ランブロックでは攻撃的で容赦がない。

■3巡93位 サンフランシスコ・49ers
RB タイリオン・デービスプライス (ルイジアナ州立大学)
サイズ、アジリティ、トップエンドのスピードを組み合わせて持つ。ボールセキュリティは懸念点の1つ。昨年の新人、イライジャ・ミッチェルは活躍したが欠場も多かった。トレイ・サーモンは期待外れだった。デービスプライスがその穴を埋めるか。

■3巡94位 カロライナ・パンサーズ
QB マット・コーラル (ミシシッピ大学)
正確なコントロールとクイックリリースが持ち味のQB。ボウルゲームでの負傷などで、ドラフトにかけて評価が下がったが、昨秋にはNo.1という声もあったコーラルをこの順位で指名できたのは「美味しい」。将来のエースに育つ可能性もある。

■3巡95位 シンシナティ・ベンガルズ
DT ザッカリー・カーター
41試合出場、通算17サックのバーサタイルDL。ベンガルズではインサイドをプレーする可能性が高いが、EDGEもプレーできるパスラッシャーであり、屈強なランディフェンダーとしてデプス強化に役立ちそうだ。

■3巡96位  インディアナポリス・コルツ 
S ニック・クロス (メリーランド大学)
スーパーアスリートで、コンバインで40ヤード4秒36、立ち幅跳び330センチを叩き出した。ほとんどのタイプのTEをカバーできる。ランサポートでも平均以上のストッピングパワーを見せる。高校までアメフト未経験だったというのも驚きだ。


■3巡97位 デトロイト・ライオンズ 
S カービー・ジョセフ (イリノイ大学)
ESPNによると、昨シーズン5インターセプトと3ファンブルフォースを記録したFBSで唯一の選手。FSとして広いレンジをカバーし、アグレッシブなランディフェンダーでもある。パス守備再建中のライオンズにとって、有力な先発候補となる。

■3巡98位 ワシントン・コマンダーズ
RB ブライアン・ロビンソンJR (アラバマ大学)
2021年に大活躍を見せたが、トップエンドのスピードに欠けると評価されてこの順位まで落ちた。ノンナンセンスなプレースタイルで、ランTD14とタックルブレーク84回はSECでトップ。レシーバー、ブロッカーとしても十分な力がある。


■3巡99位 クリーブランド・ブラウンズ
WR デビッド・ベル (パデュー大学)
速さではなくクイックネスで勝負する狡猾なルートランナー。3年間で2946ヤードレシーブと実績を重ね、昨年はオールアメリカン選出だったが、コンバインの40ヤードで32人中ワースト2位タイの4秒65。評価がガタ落ちした。

■3巡100位 アリゾナ・カーディナルス
EDGE マイジェィ・サンダース (シンシナティ大学)
抜群の加速力を持つピュアなスピードラッシャー。問題はあまりに軽量なこと。コンバインの際、体重が104キロしかなかった。110キロ前後を維持できれば、サブパッケージのパスラッシャーとして、NFLでも出番がありそうだ。

■3巡101位 ニューヨーク・ジェッツ
TE ジェレミー・ラッカート (オハイオ州立大学)
2020年からの2シーズンで、パスの落球は1回という信頼度が極めて高いレシーバー。密集の中でも難しいキャッチを決め、ランブロッカーとしても力強さを見せる。ジェッツはオハイオ州立大のレシーバーユニットから2人目の指名となった。


■3巡102位 マイアミ・ドルフィンズ
LB チャニング・ティンダル (ジョージア大)
ドルフィンズの今ドラフト最初の指名。ティンダルは、40ヤード4秒47、垂直跳び107センチという驚異のアスリートLB。パスラッシャーとしてもプレーできる一方で、スペシャルチームの経験が豊富で、NFLで活躍するためのスキルを備えている。

■3巡103位 カンザスシティ・チーフス
LB レオ・チェネール (ウィスコンシン大学)
強靭な体と、圧倒的な身体能力のコンビネーション。2021年は新型コロナで2試合欠場しながら115タックル、18.5タックルフォーロス、8サック。ランにもパスにも強いトップ級LB。ここまで残っていたのはチーフスにとって幸運だった。

■3巡104位 ロサンゼルス・ラムズ
OG ローガン・ブラス (ウィスコンシン大学)
スーパーボウル王者ラムズの今ドラフト初指名。OTもプレーできるバーサタイルOLだが、NFLではGに適性がある。スピードはそれほどないが、シャトルラン4秒55はOLとしては傑出している。ゾーンブロック能力を磨けば、先発を掴める。

■3巡105位 サンフランシスコ・49ers
WR  ダニー・グレイ (サザンメソジスト大学)
昨年、タテのパスルートのパスがNFL30位だったという49ersにとって、待望のスピードレシーバー。高校時代は100m10秒59、コンバインの40ヤードは4秒33というトップエンドのスピードでフィールドをタテにストレッチするのが狙い。

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