GHCヘビー級王者の小島聡がダウンするバックステージで拳王が腕立て伏せ!「オレは全然元気だぞ」【週刊プロレス】

2日、NOAH郡山大会でGHCヘビー級選手権試合の前哨戦がおこなわれ、王者・小島聡と挑戦者・拳王が激しく火花を散らした。

試合は小島が大原はじめからラリアットで勝利。大会をマイクで締めた後のバックステージで衝撃が待っていた。

小島が「おい、拳王、どうした。今日はスクワットやらないのか。拳王、スクワット、こないだやったじゃないか。たったの100回っぽっち。どうした、今日はやらないのか。練習不足か」とコメントしていると拳王が乱入。「うるせーんだ。テメー、小島! スクワットなんか会場入りして終わってんだよ。来いよ。オレはまだやり足りないぞ。必要以上の仕事はしないのか？」と叫びながら暴行していく。

さらに拳王はダウンする小島の横で「オレはまだまだ元気だぞ。腕立ても全然できるんだぞ。小島! 見てみろ!! オレは全然元気だぞ」と言いながら腕立て伏せ。起き上がった小島がストンピング。乱闘に発展するも拳王が押し込んで「どうした。GHCヘビー級チャンピオン、このベルトを持ってるヤツがそんなに元気ないのか？ 必要以上の仕事はしないのか。プロレスのリングだけでやっておけばいいと思ってるんだろ。試合だけ勝って、お客のクソヤローどもに媚びを売ればいいと思ってるだろ。そんなんじゃないんだよ。日本武道館でテメーの時代は終わりだ」と言い残して引き揚げる。

フラフラと立ち上がった小島は「なんだアイツ…試合後の方が元気じゃないか。試合中にその元気を出せよ。オマエはバカか？　オマエみたいなヤツ、見たことないよ。試合後の方が元気なプロレスラーなんて見たことないぞ。昔のオレと一緒じゃねぇか。若さだけか。若さと金髪だったら、何をやっても許されるのか？ スクワット1000回？ もっとやれよ。プッシュアップでも何でもやっておけよ。オマエはそれぐらいのプロレスラーだろ」と語った。

拳王は6・19神戸の前哨戦第1ラウンドでレインメーカーポーズで挑発。6・24横浜ではリング上＆バックステージで壮絶な口喧嘩を展開。そして、この日はダウンするGHCヘビー級王者の隣で腕立て伏せをやってのけた。NOAH7・16日本武道館のタイトルマッチまで7・3山形、7・10富士と前哨戦が続くが、小島はジワジワと肉体的にも精神的にも追い込まれていきそうだ。