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2022-06-24

拳王「オマエは金に汚いからな!」小島聡「倹約家、ナメんなよ!」GHCヘビー級前哨戦はリング上で激闘、バクステで口喧嘩…【週刊プロレス】

バックステージでもやり合った小島聡と拳王

24日、NOAH横浜大会でとんでもない“攻防”がリング内外で繰り広げられた。

この日のメインはNOAH7・16日本武道館大会におけるGHCヘビー級選手権の前哨戦。王者・小島聡は清宮海斗、挑戦者・拳王は中嶋勝彦をパートナーに激しい闘いを展開。試合中、拳王は場外戦で獣神サンダー・ライガーのマスクをかぶった観客の前で小島を捕獲し「新日本に帰りたいんだろ!」と絶叫する場面もあった。

試合は壮絶な攻防の末に30分時間切れ引き分け。試合後、先にマイクをつかんだのは小島。両者の言い合いは以下の通り。

小島「ちょっと待てよ…。拳王! このベルトはそう簡単に渡すわけにはいかねーんだよ、オマエ。わかってるのか、コノヤロー」

拳王「オイ×3、オイ! なんで勝ってもないのにテメーが勝手にしめてるんだよ! ここは新日本プロレスのリングじゃねーんだぞ!? ここはNOAHのリングだ。おい、いいか? オレが締めるからテメーはとっとと帰れよ」

小島「やだね」

拳王「オマエが帰れよ! オイ! ここはな、テメーが帰りたくて、帰りたくてたまらない新日本プロレスのリングじゃねーんだ。オイ、いいか? いまここから帰って新日本プロレスの道場まで行ってくれよ。ちなみにここは横浜だから、上野毛すっごい近いかもよ?」

小島「いいから帰れよ!」

拳王「なんだよ、オマエ。ラリアットの一発でも、食らわせてみろよ。そしたらオレも帰ってやるかもしれねーぞ? オイ、どうした小島、びびってんじゃねぇのか? 来てみろ、来てみろ! いいか、オイ、そういう考えが本番の日本武道館、7月16日、出るからな。なんだコイツは。ベビーフェース気どりか? わかったよ。いいか、オレはな、とっとと帰って7月16日のためにいまからスクワットでもしておくわ。じゃあな!」

小島「スクワット1000回くらいちゃんとやってこいよ。な! 1000回できるのか、オマエ? いいからやれ、ちゃんと帰って1000回! オレは新日本プロレスの人間だけど、プロレスリング・ノアのことをいっつも考えているよ。なぜならオレがいまチャンピオンだからだ。それは誰にも譲れない。誰にも変えられない事実だから。オレは絶対にこのチャンピオン・ベルトを守る。まわりに何を言われても、オレはプロレスリング・ノアいつも考えているよ。それだけだ。(帰ったはずの拳王がバックステージで叫ぶ声がする)なんだよ、また。ここでも言ってるのか? 本当に声がデカいな、アイツは。まあいいや、とりあえずこのまま日本武道館まで、いっちゃうぞ、バカヤロー!」

リング上のマイクを締めた小島がバックステージに向かうと、なんとそこには延々とスクワットをしている拳王の姿が…。小島に気づいた拳王は「何、ジロジロ見てるんだよ!」とすごむ。両者のやり取りは以下。

小島「100回終わったのか? まだ100回もやってないだろ」

拳王「やってやるよ!」

小島「1000回やれって言ってんだよ! こっちは」

拳王「ラリアットでも食らわせてみろよ」

小島「こんなところでもったいないんだよ」

拳王「どうしたビビッてんのか?」

小島「オレはビビッてない。絶対にビビらないぞ! 帰れ!!」

拳王「なんだよ、コノヤロー」

小島「口喧嘩じゃかなわないんだよ!」

拳王「とっととな…」

小島「うるせー! オレはうるせー!しか言わないぞ!!」

拳王「ベビーフェース気取ってんじゃねぇぞ」

小島「ベビーフェースじゃねぇんだよ」

※拳王がつかみかかり乱闘へ。

小島「なんだ、テメー、コノヤロー。大人しくしてたらいい気になりやがって」

拳王「その意気だよ」

小島「ナメんじゃねぇぞ」

※拳王が金属のラックを押しつける。

小島「危ねぇだろ! テメー、器物壊すんじゃねぇ。こっちが弁償するんだよ」

拳王「弁償してやるよ」

小島「オマエが弁償するのか? コノヤロー!」

拳王「オマエは金に汚いからな!」

小島「倹約家、ナメんなよ!」

拳王「新日本プロレス、帰れ!」

※拳王が引き揚げる。

小島「このベルトがあるからNOAHに上がれるってわかってるよ。このベルトはオレがNOAHに上がってる価値。これがなくなっちまったら、今のオレがNOAHに上がってる価値がないかもしれない。だから必死になって、命がけで守ってやるよ。拳王、オマエはみちのくプロレスで生まれて育ったのか? 違うだろ。いろんなことあっただろ? プロレス人生送っていけば、いろんなこと経験してるだろ。NOAHだけで生きてるわけないだろ。だったら、プロレス界のことを大事にしろよ」

小島と拳王は試合で30分時間切れの激闘を繰り広げ、試合後も“口喧嘩”でヒートアップ。その動画がNOAH公式ツイッターで拡散されると、プロレスファンは大盛り上がり。NOAH7・16日本武道館大会のGHCヘビー級選手権に向けて、前哨戦のリング内外から異様な熱気が生まれつつある。

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週刊プロレスNo.2187 (2022年6月29日号/6月15日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は「サイバーファイト・フェスティバル」で来春までの引退を表明した武藤敬司と、GHCヘビー奪取で史上4人目のグランドスラムを達成した小島聡です。昨年に続く2度目の開催となったサイバーフェスはNOAH、東京女子のタイトル戦ほか、インパクト絶大の対抗戦など話題満載。巻頭カラーは新日本、上半期最後の大一番となる大阪城決戦。ジェイ・ホワイトがオカダ・カズチカを破りIWGP世界ヘビーを奪取したほか注目カード中心に詳報。大阪城決戦は6月16日(木)発売の増刊号でも詳しくリポートしているので要チェック。新日本関連では高橋ヒロムの3連覇で幕を閉じた「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」のナイスショットを集めた「闘撮」も必見。各団体から引っ張りダコのディアナの人気美女レスラー梅咲遥を大特集。水着&コスチューム特写、本人の話、仲間や先輩の証言など多角的に人気の秘密に迫ります。企画ものとしては道場マッチ特集も必読。SWSから始まり、NOAHほか現在も定期的に開催している団体の道場マッチについてあらためて掘り下げます。そのほかNOAH後楽園、全日本・後楽園&新百合、スターダム大阪、ドラゲー福岡、大日本・後楽園、GLEAT梅田、ストロングスタイル後楽園、FREEDOMS新木場、アイスリボン蕨、AEW通信など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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