新型コロナウィルス感染症の世界的拡大で、開幕が遅れているカナダのプロフットボールCFL。カナダのスポーツ専門局TSNは現地7月6日、CFLが2020年のレギュラーシーズン公式戦を1/3に短縮して開催するプランを、CFLPA(CFL選手会=労働組合)に提案したと伝えた。【小座野容斉】
TSNによると、7月4日に、リーグが選手会に対して、レギュラーシーズンの公式戦が6試合(通常は18試合)、プレーオフは拡大して8チーム(通常は6チーム)参加を骨子とするシーズン短縮案を提案したという。提案には、トレーニングキャンプ期間の短縮、日割りによる給与支払い、試合間隔の短縮、練習生の人数拡大が含まれているという。
リーグ側は、7月23日までに合意に達したいと考えているが、選手会との間には、新しい労使協定(CBA)の改定交渉もあり、協議がまとまるかどうかは不明だ。リーグは、プレーオフを、各チームのホームで有観客で開催したいと考えているが、カナダ国内の新型コロナ感染症がその時点でどうなっているかによる。リーグの提案は、カナダの医療当局の承認、新CBAの締結、カナダ政府からの財政援助を前提としているという。
提案の中で、昨年、カナダと、日本を含む11カ国で締結したパートナーシップに基づくCFLのグローバル選手枠が、今季はどう扱われるのかは不明だ。トレーニングキャンプ前に開催されることになっていた、11カ国の海外選手を対象にしたグローバルコンバイン、同ドラフトにについての言及もないが、開幕時期が決定してから何らかの発表があるものと思われる。
海外挑戦に向けて準備に余念がないIBMのWR近江克仁=撮影:小座野容斉
CFLグローバル選手枠には、今春の段階で、日本からはRB李卓(オービックシーガルズ)、WR近江克仁(IBMビッグブルー)、OL町野友哉、DL高谷亮太、LB山岸明生(いずれも富士通フロンティアーズ)、K山崎丈路(オービックシーガルズ)の6選手が挑戦する予定だった。
2020年のCFLは、当初日程通りなら、6月12日エドモントン・エスキモーズ対BCライオンズの開幕戦でレギュラーシーズンがスタートの予定だった。新型コロナウィルス感染拡大によって、4月上旬、開幕は7月以降に延期と発表。さらに5月下旬には、ランディー・アンブロージーコミッショナーが、シーズンを短縮して9月に開幕する考えを明らかにしていた。
今年2月のCFL地区別コンバインでは高い評価を受けたオービックのRB李卓=撮影:小座野容斉
7月7日現在、新型コロナウィルスの感染状況は、カナダ(累計感染者数が約10万6千人、死者数が約8700人)は、隣国の米国(累計感染者数が約296万人、死者数が約13万人)に対して、比較的安静な状況にある。
CFLの王者決定戦グレイカップを迎えるスタジアム=2019年11月、カナダ・カルガリー市で。(Photo by Getty Images)
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