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2022-07-17

「70~80球で完封できる」元チームメートの鳥谷敬が語る佐々木朗希の伸びしろ~リポビタン for Sports presents「The Deep」~

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スポーツライターの金子達仁(左)がパーソナリティーを務める「The Deep」第31回放送のゲストは、昨年千葉ロッテマリーンズを引退した鳥谷敬氏

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「解説の仕事はスムーズにできる」と語り、スタジオで軽快なトークを披露した元プロ野球選手の鳥谷敬氏 

――話は飛びますが、リスナーの方から2013年WBCの台湾戦、1点を追う9回二死一塁での盗塁の話を聞いてほしいというリクエストが届いています。だいぶ痺れるシチュエーションでしたよね?

「今考えたらかなり痺れるんですけど、そのときはアウトになったら終わりということは当然わかっていながらも、あまりそこまで深く考えてなかった。自分が二塁に行かないと、この試合は勝てないと思っていたので、どうやって二塁へ行くか、しか考えてなかったです」

――そのときバッターボックスに立っていた井端弘和さんにお話を聞く機会があり、“たまげた”と言っていました。鳥谷さんは行かないと勝てないと思っていた?

「井端さんが、“ヒットだったらいつでも打てる!”というくらい調子が良かったので、二塁に行けば必ず同点になると思ってました。どうやって二塁へ行こうか考える中、ピッチャーはそんなにコントロールが悪いわけでもない。試合前のミーティングで、クイックはそんなに早くない、牽制は1回しかしないという情報は得ていました。それでスタートを切るきっかけが欲しいなと思って、牽制が来たら行こうと思いました。そしたらいきなり牽制が来た。1回しか来ないという情報だから、行こうと決めたんです。そこからは、アウトになったらどうしようということは忘れてましたね。もう、行くことしか考えなかったです」

――走っている途中で、“これは大丈夫!”“これは危ない!”ということは感じるのでしょうか?

「走っている途中に、“あれ? 思ったより足が動いていない”と思って、ヤバいと思ってました。アウトになるとか、セーフになるとかということではなく、二塁に行かなきゃいけないという使命を勝手に自分で作っていたんです。二塁に行ってホッとしたという気持ちもなく、これで井端さんが打ってくれるなという感じでした」

――鳥谷さんがコンディションを整えるために食事などで気をつけていること、いたことは?

「いろんなものをたくさん食べて、いろんな栄養を摂取したいと思うものです。でも例えば、自分が苦手なもの、食べたくないものもあるじゃないですか。自分はトマト、ピーマンが嫌なんですけど。でも、それと同じ栄養素のある食べ物が別に必ずあるので、それを摂取しています。好きな物じゃなくても、なるべく偏らずにバランスよく摂ることは意識していました」

 現役時代のポジションが解説の仕事に役立っている理由など、鳥谷氏の話をさらに詳しく聞きたい方、今回の放送を聞き逃した方は無料アプリ「radiko」でタイムフリー機能を使えば、放送1週間後まで聴取可能となる。

大正製薬
リポビタン for Sports ブランドサイト

ニッポン放送 
リポビタン for Sports presents 「The Deep」
毎週日曜20時~絶賛放送中。
radikoで放送1週間後まで聴取可能。
ポッドキャストではディレクターズカット版を配信中。
番組HP

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