新型コロナウイルス感染拡大による休止から、ついに再開の日を迎えたボクシング界。ボクシング・マガジン8月号では、リングに帰ってくるトップボクサーたちに「復活」への思いを語り尽くしてもらった。
写真上=左から寺地拳四朗、京口紘人、岩佐亮佑
WBC世界ライトフライ級チャンピオン寺地拳四朗(BMB)は、練習の拠点とする三迫ジムでトレーニングを再開。「新たに学ぶことがめっちゃ多い」と成果を語る一方で、東京に新たな家族も……。
WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオン京口紘人(ワタナベ)は、日々の練習に加えてYouTubeでも活動中。ボクシング界の興行形態が大きく変わる現実を見据え、セルフプロデュースの重要性を説く。
IBF世界スーパーバンタム級暫定チャンピオン岩佐亮佑(セレス)は、長かった外出自粛期間が明けて、晴々とした表情。気持ちを切り替え、自分を奮い立たせるためにもビッグな買い物を決めた。その買い物とは?
ライト級で返り咲きを狙う前WBO世界スーパーフェザー級チャンピオン伊藤雅雪(横浜光)は、まず国内最強ライバルとの対戦を熱望。「こんなにわくわくするのは久しぶり」と、次なる標的を定めた。今度こそ真の世界王者を期すIBF世界スーパーフェザー級3位の尾川堅一(帝拳)は「赤いベルト(IBF)にしか興味はない」と剛腕を撫す。
東京五輪出場の夢を断たれ、アマから復帰した4団体の元世界ミニマム級チャンピオン高山勝成(寝屋川石田)は「プロのリングに忘れ物がある」と、新たな戦場のライトフライ級に身を投じる決意を表明。衝撃的なカムバックではもうひとり、元日本バンタム級チャンピオンの大場浩平も、引退から6年の空白を破った。妻子を名古屋に残し、神戸に単身赴任してSUN-RISEジムから再出発する。
2人の元世界チャンピオンも、グローブをミットに持ち替えてリングに帰ってきた。元WBC世界フェザー級&スーパーフェザー級チャンピオンの粟生隆寛さんは、育ててくれた帝拳ジムで。元WBA・IBF世界ライトフライ級チャンピオンの田口良一さんは、現役時代から崇拝する内山高志さんのKOD LAB FITNESSジムで、それぞれトレーナーとして第二の人生をスタートした。
ボクシングへの新たな思いを聞くインタビュー特集は、発売中のボクシング・マガジン8月号で読むことができる。
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