新型コロナウイルスの流行によって、ほぼ完全に止まっていた世界のボクシングが、いよいよ動き出した。9日には次世代エース候補、シャクール・スティーブンソンが戦っているが、ボクシング・マガジン7月号では、さらに勢いよくリスタートを切りたい世界のボクシング界の情勢を紹介している。
上写真=アメリカ再出発の先頭打者はスティーブンソン
再出発をどんな形にするのか、世界のボクシング界は模索してきた。これにはテレビなどメディアの要請もあった。ボクシング以外のすべてのスポーツから、ライブ放送が消えたのだ。真っ先に動いたのはスポーツ専門チャンネル『ESPN』と契約するトップランクプロモーションだ。ネバダ州アスレチックコミッションの許可を取り付け、ラスベガス市内MGMグランドの施設を使用して、定期ファイトを実施し始めた。9日には将来性が買われるWBO世界フェザー級チャンピオン、シャクール・スティーブンソン(アメリカ)のノンタイトル戦(スティーブンソンのTKO勝ち)がすでに行われている。
トップランクでは今後も毎週、火曜日、木曜日に定期的に試合を行う予定。もちろん、無観客試合で、選手、関係者には複数回のPCR、抗体検査が義務付けられ、セコンドは2名限定で、カットマンはコミッションが指名する中立の2名が両コーナーの選手につくなど、厳しい条件がつく。それでも、カードは次々に発表され、7月にはWBO・WBC世界スーパーライト級チャンピオンのファン・カルロス・ラミレス(アメリカ)と手堅い技巧派ビクトル・ポストル(ウクライナ)の好カードの実現もうわさされている。
イギリスではDAZNと結束するエディ・ハーンがロンドン郊外の自宅裏庭に仮設スタジアムを作り、そこからライブ中継する豪気なアイデアも飛び出している。
また、メキシコでも充実度ナンバーワンのWBO世界スーパーバンタム級チャンピオン、エマヌエル・ナバレッテが20日、ノンタイトル戦を行う。大手のジムも再開の準備に忙しいという。
ボクシング・マガジン7月号ではこれらの情勢と今後の展望を、北米・ヨーロッパをニューヨーク在住のスポーツライター、杉浦大介氏、メキシコ以南をメキシコ・グアダラハラ在住の信藤大輔氏がレポートしている。
写真◎ゲッティ イメージズ
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