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2022-08-15

【競泳インターハイ初日】中澤海凪(神奈川・日本大藤沢2年)が女子200m平泳ぎを制す!

女子200m平泳ぎを制した中澤(写真◎スイミング・マガジン)

全国の高校生スイマーが日頃の練習の成果を競うインターハイ[競泳]が8月15日、高知市東部総合運動場[くろしおアリーナ]で開幕、4日間にわたる熱戦がスタートした。初日の今日は男女の個人各3種目で決勝が行われ、それぞれチャンピオンが誕生。また、男女の400mフリーリレーも行われ、男子は東京・日本大豊山が大会新で優勝、女子は神奈川・日本大藤沢が接戦を制して頂点に立った。今大会はジュニアパンパシフィック選手権と世界ジュニア選手権代表の37名が海外遠征直前のため不在だが、各種目で好記録が続出。熱いレースが繰り広げられた。

予選からハイレベルなレースで会場を沸かせた女子200m平泳ぎ。決勝で2分25秒64の自己ベストをマークして初優勝に輝いたのは、高校ランク1位で大会に乗り込んだ中澤海凪(神奈川・日本大藤沢2年)だった。
「すごくうれしいです。笑顔が止まりません」と表彰式を終えてひと言。5レーンで泳いだ決勝では150mまで2番手。最後のターンを折り返したあと一気に加速して先頭を追い抜く、鮮やかな逆転勝利を飾った。
「ラスト50mには自信がありました。大会前の合宿でも号泣するくらい練習してきたのでそれを生かせて良かったです。高校ランク1位のプレッシャーもあったのですが、練習を頑張ってきたので大会を楽しもうと思ってやってきました。(日本水泳連盟が定める)インターナショナル標準Cには届かなかったけれど、2分25秒台を出すという明確な目標を立ててやってきて、それを達成できたのもうれしいです」と終始笑顔で振り返っていた。

男子200m平泳ぎは神園航平が頂点に
 
男子200m平泳ぎは神園航平(大阪・太成学院大3年)が、高校チャンピオンの座を勝ち取った。予選を1位通過して臨んだ決勝では100mのターンで先頭に立ち、後続の追い上げを振り切って2分13秒52でフィニッシュ。ナショナル標準を突破するタイムでの優勝にガッツポーズが炸裂した。
今大会に向けては、7月末の近畿大会で、ジュニアパンパシフィック選手権・世界ジュニア選手権代表で今大会は欠場の山口哩駈(大阪・桃山学院2年)に競り勝った経験が生きたという。
「練習では常に哩駈くんと競るイメージを持って泳いでいるのが、強くなっている要因だと思います。自己ベストを出せなかったのは悔しかったですが、ジュニア遠征組に負けないという気持ちで泳ぐことができました」
また、一昨日、欧州選手権の男子100m自由形で世界新記録を樹立した17歳のダビド・ポポビチ(ルーマニア)についても言及。「世界新を出したのが17歳の選手だと聞いてびっくりしました。自分はまだまだ世界レベルではないけれど、まずはインターハイで結果を出して次につなげていきたいです」と力強く語っていた。


男子200m平泳ぎを制した神園はガッツポーズ(写真◎スイミング・マガジン)

インターハイ競泳は昨年同様無観客での開催となったが、今年は昨年実施されなかったリレー男女各3種目が復活。声出し応援はできないものの、会場は高校生スイマーの熱気に包まれ、初日からおおいに盛り上がった。2日目の明日は午前に男女10種目で予選が行われ、午後には男女8種目で決勝が行われる。


★本日の優勝者(1日目/8月15日、☆は大会新)

【男子】
▼400m自由形
1位/蔵本 大和(市川学園3年)3.54.00
▼200m個人メドレー
1位/入江 秀行(春日部共栄2年)2.02.41
▼200m平泳ぎ
1位/神園 航平(太成学院大3年)2.13.52
▼400mフリーリレー
1位/日本大豊山 ☆3.22.49
光永翔音、錦織孟徳、満園瑛、松井理宇

【女子】
▼400m自由形
1位/岡村 梨香(八王子3年)4.13.71
▼200m個人メドレー
1位/澤野 莉子(神戸野田3年)2.13.95
▼200m平泳ぎ
1位/中澤 海凪(日本大藤沢2年)2.25.64
▼400mフリーリレー
1位/日本大藤沢 3.46.73
溝口歩優、笹目南帆、戸津川莉央、兼松さや

※スイミングマガジン10月号(9月10日発売)では予選をふくめた全リザルトを掲載予定。
リレーも4人全員のフルネームとともに掲載いたします!

文◎佐藤温夏(ライター)

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