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2022-09-06

【アメフト】松井理己(富士通WR)が 、10月3~4日にロンドンで開催されるNFLのインターナショナルコンバインに招待される

CFLのコンバインで好成績を収めた松井=撮影:小座野容斉

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アメリカンフットボールXリーグ富士通フロンティアーズに所属するワイドレシーバー(WR)の松井理己が、10月3~4日にロンドンで行われる米プロフットボールリーグNFLのインターナショナルコンバインに招待される。NFLが4日(日本時間5日)にプレスリリースで発表した。 

松井は関学大出身の25歳。アメリカンフットボール日本選手権第75回ライスボウルを制覇して通算6度目の日本一に輝いた富士通のオフェンスの中心選手。ライスボウルで松井は5回のパスキャッチで124ヤード、1タッチダウンの成績を残し、MVPに輝いた。 

3月に行われたカナダのプロフットボールリーグ・CFLに向けた国内コンバインで好成績を残し、同月下旬にトロントで開催されたグローバルコンバイン(アメリカとカナダ国籍以外の選手を対象にした身体能力測定会)に招待されたが、新型コロナウイルスの影響で渡航を断念している。 

松井は「CFLグローバルコンバインではコロナウイルスの影響で現地に行くことがかないませんでした。今回のチャンスでは、現地に赴いて最高のパフォーマンスができればと思います」とコメントしている。 

NFL インターナショナルコンバインは NFL が世界的に人材を求めるためにアメリカやカナダ以外の国の選手を対象に行う測定会。今年の NFL インターナショナルコンバインにはオーストリア、フランス、ドイツなど計13か国から44名の選手が選ばれている。日本から招待された松井ひとり。 

NFL インターナショナルコンバインに参加した選手の中から数名が選ばれ、NFLIPP プログラム(NFL International Player Pathway Program=アメリカ、カナダ以外の国籍の選手からNFL選手を誕生させようとする人材発掘プログラム)の候補生となり、アメリカで3カ月のトレーニングを積む。さらにそこから若干名が選出され、IPP プログラム選手として来年のNFLのキャンプに帯同することになる。 

これまで日本選手では現在CFL のモントリオール・アルエッツに所属するランニングバック(RB)李卓 (オービックシーガルズ)がただひとり、昨年のIPPプログラム候補生になったが、最終選考には残れなかった。 

アメリカンフットボールの最高峰であるNFLではまだ日本人選手が誕生した例はない。

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