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2022-09-15

「手術は失敗だった」KENTAが自伝「足跡」で明かした左肩負傷の真実! 内視鏡でやる予定だったが…【週刊プロレス】

KENTA自伝「足跡」が話題沸騰となっている。7月26日の発売前からKENTAはSNSのみならず「G1 CLIMAX 32」シリーズ中にリング内外で積極的に宣伝。試合で本自体を凶器として使用することも日常の風景となっている。

発売1カ月で増刷も決定し、直筆題字の重版記念オリジナルカバーも特典として追加。kindleで電子書籍化もされた。新日本プロレスでは一部大会で声出しが解禁されており、KENTAはメイン勝利後の「足跡」大合唱締めを現在の目標としてシリーズを駆け抜けている。

そんなKENTA自伝「足跡」ではプロレス人生の大きなターニングポイントになったアメリカでの左肩負傷についても言及されていた。2015年4月30日、WWE・NXTのハウスショーでプリンス・デヴィット(現・フィン・ベイラー)とタイラー・ブリーズとの3WAYがおこなわれ、その一戦でジャンピング・フロント・ハイキックを決めた際の着地で左肩を脱きゅう。試合後、病院へ直行した。

「簡単なケガでないことは明らかだった。長期欠場は必至。手術をせずにリハビリで復帰を目指す選択肢もあったが、会社側からも手術を勧められ戦線離脱が確定した」

KENTAの認識では手術は「内視鏡でやる予定だが、やってみなければわからない」だった。手術当日、全身麻酔で手術をおこない、麻酔が解け、痛みがひと段落して、左肩を見てみると想像以上の手術痕があった。内視鏡での手術でないことは一目瞭然だ。

どんなに術後のリハビリに励んでも左肩は上がらず、力も入らず、可動域はかなり制限されてしまった。2016年3月に再手術するも改善せずに、同年6月30日に復帰。欠場期間はトータルで1年2カ月。左肩の状態は変わりなく「ケガが治ったから復帰」というよりは「これ以上欠場させていられないから復帰」だった。

自伝では左肩手術について「たぶん手術は失敗だった…と思っている」と悲痛な心境を明かしていた。そんな手術から7年が経過。現在でもKENTAは左肩にテーピングをして試合に臨んでいる。

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週刊プロレスNo.2203 (2022年9月28日号/9月14日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

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