アメリカのメジャープロスポーツの中で唯一、日本の選手が1人も届いていないのが米プロフットボールリーグ・NFLだ。アメリカンフットボールの世界最高峰リーグであり、米国で圧倒的人気No.1を誇るNFLに日本人選手を、というのは、関係者・ファンを問わず悲願となっている。
その未踏の領域に、1人の若者が挑もうとしている。国内アメフトのトップリーグ「X1スーパー」富士通フロンティアーズのWR松井理己(25)だ。(写真はすべてXリーグ提供)
英国・ロンドンで10月3・4日にかけて行われたNFLの国際コンバインで、松井が40ヤード(36.58m)走で4秒41という素晴らしいタイムを出したのだ。松井は2回走って、4秒51と4秒41だったという。
ニュースを聞いて、直ぐに2022年2月のNFLドラフト候補生を集めた「スカウティングコンバイン」の数値を調べた。手元にある「NFLドラフト候補名鑑2022」の110ページに掲載のコンバイン数値を確認すると、4秒41位はWR31人中9位タイに相当する。


シーズン開幕後、海外出身PSのままではロースター(正選手)昇格はできないが、チームが一般PS枠で登録し直せば、正選手になる資格が生じるという。
日本からは、2年前に、オービックシーガルズのRB李卓(現在はCFLモントリオール・アルエッツ)が日本人として初めてコンバインを突破して候補生となり、IMGアカデミーでトレーニングを重ねたが、最終的に4人には選出されなかった。また、昨年のコンバインには、IBMビッグブルーのWRで、2020年の日本代表主将を務めた近江克仁が招かれた。

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