2022年11月13日(日)吹田市万博記念競技場 天候:雨 観衆:6,000人
関西学院大 17-10 関西大
*シーズン通算 関西学院大6勝0敗0分 関西大5勝1敗0分)
試合開始後の関大のキックオフをキックリターナー(KR)の前島仁が76ヤードリターンし、関学が好機をつくる。このチャンスにキッカー(K)福井柊羽の27ヤードのフィールドゴール(FG)で先制した。

試合開始後の関大のキックオフをKR前島仁が76ヤードリターンし先制機をつくる 写真:佐藤誠
関大は返すオフェンスをドライブし、K曽山天斗27ヤードFGで同点に追いつく。
両チームともにパントを蹴り合った後の関学大オフェンスは、最後にワイルドキャットのクォーターバック(QB)前島仁が5ヤードを押し込み、勝ち越しのタッチダウン(TD)を上げる。
しかし、直後に関大も、QB須田啓太がワイドレシーバー(WR)溝口駿斗へ13ヤードTDパスを通して再び同点に追いつく。前半を10-10の同点で終える。
2Q残り2分14秒、関大QB須田啓太がWR溝口駿斗へ13ヤードTDパスを通す 写真:佐藤誠
後半の関大2度目のオフェンス、関大QB須田啓太はWR溝口駿斗へパスを投じるが、関学大のディフェンスバック(DB)中野遼司がインターセプトし、38ヤード勝ち越しリターンTDを上げる。
関大はキャッチアップを狙うも関学大ディフェンスライン(DL)トロッターショーン礼が2度のファンブルリカバーで攻撃権を奪い、後半は関学大が関大を零封し、17-10で勝利した。
3Q、関学DLトロッターショーン礼がQBキープをロスタックルしファンブルフォースし自らリカバーする 写真:佐藤誠
試合後関学大の大村和輝監督は「DL、LBは頑張ったけどDBが…」と次節に向けて渋い表情をした。
関学大は次節の最終節、11月27日(日)14時から吹田市万博競技場での立命館大戦に勝つか引き分けるかで、単独優勝となる。
2Q残り2分14秒、関大QB須田啓太から13ヤードTDパスをレシーブしたWR溝口駿斗がポーズ 写真:佐藤誠
3Q、関大WR溝口駿斗(左)へのパスを関学DB中野遼司(右)がインターセプトし38ヤード勝ち越しリターンTD 写真:佐藤誠