国内アメリカンフットボールの最高峰、「X1 スーパー」の4強によるライスボウルトーナメントセミファイナル(準決勝)の1試合、富士通 フロンティアーズとエレコム神戸 ファイニーズ戦が12月12日夜、東京ドームで行われた。
序盤から順調に得点を重ねた富士通が、快勝。来年1月3日の決勝戦、日本選手権・ライスボウルに進出した。富士通は、2年連続7回目のライスボウル出場。12月11日に行われた準決勝のもう1試合で、オービック シーガルズを破ったパナソニック インパルスと対戦する。
ライスボウルトーナメント準決勝富士通 フロンティアーズ ○39-21● エレコム神戸 ファイニーズ(2022年12月12日、東京ドーム) QB高木翼、RBトラショーン・ニクソン、WR松井理己がそろって活躍した富士通が、力の差を見せつけた。1Q、最初のオフェンスシリーズで、QB高木から、WRサマジー・グラントに34ヤードのタッチダウン(TD)パスが決まり先制した。富士通は、ここから8回のオフェンスシリーズで1回もパントを蹴らず、全オフェンスを得点に結びつけた。
RBニクソンは前半だけで7キャリー138ヤード1TD、QB高木はパス21/23で成功率91.3%、266ヤード3TD、WR松井はパスレシーブ5回94ヤード2TDと数字を残した。
エレコム神戸は、前半オフェンスを完封され、0-26で折り返し。後半に入ってから追い上げたが、勝敗にはほぼ影響しなかった。

