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2022-12-20

拳王が清宮海斗を絞め落とし「“忖度しない”プロレス大賞MVPはオカダ・カズチカじゃない。NOAHの拳王だろ」【週刊プロレス】

拳王がスリーパーで清宮海斗を絞め落とした

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19日、NOAH後楽園ホール大会で1・1日本武道館大会のGHCヘビー級選手権に向けた最後の前哨戦がおこなわれ、王者の清宮海斗が挑戦者の拳王によって絞め落とされた。

NOAH11・10後楽園で拳王はGHCヘビー級王座への挑戦を表明。11・11後楽園の前哨戦では炎輪(ムーンサルト・ニードロップ)で清宮から直接3カウントを奪取。11・23代々木では清宮が変型シャイニング・ウィザードで拳王から直接3カウントを奪取していた。

決戦13日前の前哨戦では拳王が序盤から「がんばってるな。がんばってる、がんばってる」と挑発しながら攻めた。これに対して、清宮は激高してレフェリーを突き飛ばす場面も。完全に暴走モードとなった王者だったが、逆に拳王は落ち着いて変型シャイニングをキャッチするとスリーパーホールドで捕獲。これががっちりと決まり、レフェリーが試合を止めた。

勝敗が決しても拳王に絞め続けられた清宮は落とされた様子で口から泡を吹いて焦点も定まらない。リングにはトレーナーも駆けつけ、シューズやニーパッドも脱がす。

そんな中で拳王はGHCヘビー級ベルトを拝借しながら大演説だ。

「清宮、今日もがんばってたな。今日もがんばってるだけなんだよ。オマエがただベルトを巻いて、ただがんばってるだけじゃ、東京スポーツ“忖度”プロレス大賞、NOAHは誰も選ばれてない。オマエがチャンピオンでただがんばってるだけだからだ。NOAH、来年どうするんだ? (グレート・)ムタvs中邑(真輔)に話題をすべてもっていかれて、GHCヘビー級ベルトが泣いてるぞ。

東京スポーツ“忖度しない”プロレス大賞MVPはオカダ・カズチカじゃないだろ。NOAHの拳王だろ。オマエにはこのベルト、まだまだ重い。1・1日本武道館、このベルトを最後に巻いてるのは東京スポーツ“忖度しない”プロレス大賞MVPの拳王だ」

拳王は東京スポーツ新聞社制定「2022年度プロレス大賞」でNOAHから誰も選ばれなかったのは清宮がGHCヘビー級王者だからと断定。清宮は反論もできずに小峠篤司に背負われて退場…。1・1日本武道館のGHCヘビー級選手権は挑戦者の拳王が優位を保って決戦の日を迎えそうだ。
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