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2023-02-07

飯伏幸太が「プロレス専門学校」設立を宣言!【週刊プロレス】

練習拠点の“秘密基地”とは別の場所に「学校」を設立したいと語る

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練習拠点の“秘密基地”とは別の場所に「学校」を設立したいと語る2月1日に新日本プロレスからの退団が発表された飯伏幸太が、週刊プロレスの取材に応じて、今後の活動について言及した。

一昨年10月の新日本『G1 CLIMAX31』優勝決定戦で右肩を負傷し、「右肩関節前方脱臼骨折」及び「関節唇損傷」のため長期欠場。欠場中の昨年3月、他団体でセコンドに付いたことをきっかけに、一時はSNS上での騒動に発展し、団体側からの処分も下された。

復帰のメドが立たないなか、今年1月いっぱいの契約満了をもって、長年主戦場としてきた新日本を退団。そのタイミングで、アメリカ・GCWが3月下旬にロサンゼルスで開催する大会への飯伏参戦を発表した。

欠場の原因となっている右肩状態について飯伏は、「普通に動くぶんにはまったく問題はなくて、トレーニングに関しても受け身、ロープワークはまったく問題ない。自分のなかでは90%ぐらいは回復しているのかなって思いますし、試合をすることに関しても問題ないです」と語る。負傷からしばらくは腕立て伏せもままならないほどの状態で、トレーニングも思うようにできなかった。だが、昨年12月あたりからトレーニングを本格化し、それに伴い「ちょっとずつ治りもよくなっていった」という。

結局、新日本在籍中の復帰は叶わなかったが、肩の状態が良化したことで気持ちも前向きになった。そして昨年、節目の40歳を迎え、「やりたいこと」を具現化するために再びフリーの道を選択したという。

飯伏「正直ボクのなかにも限られたプロレスラー生活というのがあるわけで、年齢的にも節目の40歳。そのなかで実はやりたいことがあって、プロレスラーを育てたいんです。プロレス専門学校ですね。一応、半年の期間で、寮と食事もすべて付けてやります。学費は6カ月で80万ぐらいを考えていて、月にすると13、14万ぐらいですかね。住むところも食事もあって、それで大好きなプロレスを教えてもらえる環境であれば、ボクのなかではそんなに高くないのかなと思うんですけどね。そして育成過程をYouTube(「飯伏幸太YouTubeチャンネル」)で流していこうかなと思っています」

昨年の欠場中、飯伏のSNSには、他団体の選手とトレーニングをしている写真が何度かアップされていた。飯伏はリング上のファイトスタイルを見てもどことなく“感覚派”の印象があるが、実際は正反対で「理論のみで教えてます。ロックアップの意味からすべて言葉として教えるので。ボクのなかで“授業”があって、いきなりリングにも上げさせないです。マット運動の前転の意味から、なんで前転するのか?っていうところから教えます」と語る。自身のなかの“理論”を軸として、幅広く人材育成に生かそうというのが、専門学校構想の根底にはある。

飯伏の元には、国内外のさまざまな団体からオファーが届いているという。ひとまず“復帰戦”はアメリカマットとなるが、基本的には「日本を主戦場にしていきたい」と語る。いずれにしろ、春以降からリング内外での飯伏の活動は活発化しそうだ。

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