close

2023-02-21

NOAH・中嶋勝彦が全日本・宮原健斗&諏訪魔&青柳優馬戦に向け「対抗戦だから、やっちゃっていいんでしょ?」インタビュー後編【週刊プロレス】

2008年2月の中嶋勝彦vs宮原健斗

いよいよ本日開催の武藤敬司引退NOAH2・21東京ドーム大会。武藤敬司引退試合vs内藤哲也、清宮海斗vsオカダ・カズチカ、AMAKUSAvs高橋ヒロム、NOSAWA論外引退試合など注目試合満載だが、第4試合に組まれたNOAHvs全日本プロレスの対抗戦、拳王&中嶋勝彦&征矢学vs宮原健斗&諏訪魔&青柳優馬は中嶋と宮原の“禁断の再会”がクローズアップされている。健介オフィス(DIAMOND RING)の後輩である宮原の約10年ぶりとなる再会に向けて中嶋は何を思うのか? 前編に続いて後編をお届け! ※2月15日発売週刊プロレスNo.2230に掲載。

――2月3日の会見で久々に会った宮原選手の印象はどうでしたか?

中嶋 全然しゃべらない。アイツ、しゃべるの好きだし、全日本でメチャクチャしゃべってるんでしょ。だから会見でもっとしゃべるのかなって思った。「ボクを見たら、好きになっちゃうでしょう」とか言ってるわりには、本当にできるならやってほしいけど、発言がまったく面白くない。軽いし、薄いよ。諏訪魔選手も全然、暴走しないし。青柳選手も記者会見で自撮りして「対抗戦わからない」「痛いのイヤ」。何もわかってないなって。全日本の3人はつまらない。三冠チャンピオンと世界タッグチャンピオンと取締役でしょ? 会見ではみんな中途半端なことばかりで何がしたいのかわからない。敵地に乗り込んできたわけでしょ?NOAHからのケンカを買ったわけでしょ? 対抗戦やったことあるのかな。全日本の会見じゃないんだよ。個人的にはもっと燃えてもらわなきゃ困るよ。

――辛らつですね。

中嶋 ぬるいじゃん。このままだとまったく面白くない試合になるよ。悪いけど、誰も好きにならない。カッコつけてるのかもしれないけど、全然カッコよくないのに気づいてないのかな。「宮原健斗と中嶋勝彦がリング上で再会する。それだけで十分だと思います」って言ってたけど、オレたちのことを知ってる人はそんなに多くないよ。

――もう10年前のことですからね。

中嶋 健斗もちゃんとオレとの関係を説明しなきゃ伝わらないよ。このままだと、逆に全日本のファンがNOAHのファンになると思うよ。対抗戦って得るものばかりじゃないからね。すべてを失ってしまうリスクもあるんだよ。少なくても会見で全日本の3人はいろんなものを失ったんじゃない。今は全日本プロレスって名前だけがデカイだけだよ。

――…。

中嶋 あの会見を見て、誰が全日本に興味を持つと思う? 何もそそられないよ。大きな舞台に慣れてないから仕方がないのかもね。だから、今の全日本は名前だけって思われるんだろうね。諏訪魔選手なんて何を言ってるか聞き取りづらかったし。NOAHvs全日本の対抗戦だよ。熱がないし、緊張感が足りない。

――ここ最近、NOAHは対抗戦ばかりですからね。

中嶋 拳王、征矢(学)、オレたちは対抗戦得意だからね。その中でもオレが一番対抗戦得意だと思うよ。会見のままで来るならば、オレが全部飲み込んじゃうよ。対抗戦だから、やっちゃっていいんでしょ?

――潰すか、潰されるかですからね。

中嶋 向こうは大丈夫かなって。敵対してるけど、同情しちゃうよ。青柳選手がオレの張り手のことを言ってたけど、アレは絶対にフリだよね? 敵地の会見で自撮りして…それがどういう意味かわからないけど、ナメすぎだよ。もし痛いのがイヤなら、リングに上がらない方がいい。でも、アイツには本当に興味が沸かなかったよ。オレはあんま相手にしたくないかな。

――では、最後に宮原選手との再会と全日本との対抗戦、どちらに重きを置いていますか?

中嶋 対抗戦だね。結局は対抗戦でたまたま健斗と再会するだけなんだよ。潰すか、潰されるか。そういう覚悟で来てほしいよね。オレもそういう覚悟でドームに行くからさ。

送料無料通販!

週刊プロレスNo.2231 (2023年3月8日号/2月22日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は全日本・後楽園大会で宮原健斗を下して三冠王座奪取、グランドスラムの偉業を達成した永田裕志です。プロレスの日にプロレスの聖地でおこなわれた大会は三冠戦以外も鷹木信悟vs安齊勇馬、世界ジュニア戦など注目カード満載。巻頭カラーから詳報します。22団体から選手が参戦するジュニア夢の祭典3・1後楽園へ向けて高橋ヒロムとフジタ“Jr”ハヤトのスペシャル対談を企画。IWGPジュニア王者と東北ジュニア王者の人気選手同士による対談は必読。新日本関連ではサンノゼでおこなわれたIWGP世界戦・オカダvs棚橋ほか注目試合を中心にリポート。スターダム後楽園では今後へ向けた大きな動きあり。ワールド王者・ジュリアからの対戦要求に応えて前所属団体時代に遺恨がある雪妃真矢がついに王座挑戦を受諾。3・4代々木で禁断のタイトルマッチが決まったほか、6人タッグリーグ戦の決勝トーナメント進出4チームも決まっています。DDTは名古屋でビッグマッチ開催。ユニバーサル王者の土井成樹、エクストリーム王者の秋山準、それぞれが防衛に成功したタイトルマッチ中心にリポート。同日同会場でおこなわれた東京女子では荒井優希とアジャコングがシングルマッチを前に前哨戦を闘っているのでこちらも注目です。そのほかドラゲー福岡、大日本・後楽園、天龍プロ新木場、GLEAT新宿など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常3~5日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

shupuro.base.shop

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事