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2023-02-24

【しゅりんぷ池田のカード春秋】新人選手たちのコメントに注目

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今回紹介する新人選手は...

 2023年シーズンの新人選手たちを一堂に集めた「ルーキーエディション」カードが間もなく発売となります。支配下69名、育成57名の計126名が記者会見の際に撮影された初々しい姿でカード化されています。

 このシリーズの呼び物の一つが支配下選手のみに設定されている箔サインカードです。各100枚限定の銀箔版、75枚限定の金箔版、50枚限定の緑箔版と段階を追って箔サイン版が設定されており、さらにドラフト1位指名選手に限って背番号枚数限定の赤箔版、1枚のみ限定のスカイブルー箔版も準備されています。

 ルーキー選手たちが会見の際にサインとプロ入りに当たっての抱負などを書いてくれた色紙(これが当たるプレゼントもあり)が元になっているのですが、初めて知って感心するような文言や、思わず笑ってしまうようなものもあったりして毎年好評の企画となっています。

 今回、これは何だろうと思ったのが楽天5位の平良竜哉の「イチャリベ チョーデー」。これは同選手の出身地・沖縄の言葉で、「一度会えば、兄弟」という意味だそうです。これから熾烈(しれつ)な競争を繰り広げていかねばならないプロ野球選手が、こういう友愛的な言葉を掲げるのは、どうかなとも思わないではないのですが、いい言葉を教えてもらったなと、ちょっと感心しました。


No.045 平良竜哉(楽)金箔サイン版 

 そして、もう1枚紹介するのはロッテ4位の高野脩汰の「出雲大社」! 今後の抱負や目標などを仰々しく書く選手が多い中、同選手の地元の重要文化財をピーアール。咄嗟(とっさ)にこんな言葉を書ける高野投手、ただものではないですよ。

2023 BBMベースボールカード ルーキーエディション/No.054 高野脩汰(ロ)金箔サイン版
(週刊ベースボール2023年3月6日号 掲載記事再編)
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