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2023-03-03

批判覚悟でスターダム電撃移籍「やっと真剣にプロレスできるひとたちと出会えた」ジュリア物語4【週刊プロレス】

スターダム2019年10・14後楽園に電撃登場し入団を発表。前日SNSでアイスリボン退団を表明していたが、スキャンダラスな移籍劇は大きな波紋を呼んだ

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現在ワールド・オブ・スターダム王者として女子プロレス界の頂点に君臨しているスターダムのジュリア。2017年10月29日、プロレスラーとしてデビューし、キャリア5年と少し。その時間はあまりに濃密であり、波乱万丈という言葉でも足りないほどさまざまな経験を積んできた。そんなジュリアのデビューから丸5年間の濃密過ぎる日々の記憶をB.B.MOOK「ジュリアお騒がせ症候群」のインタビューから抜粋してお届けしていく。第4回は「格闘代理戦争」にチャレンジした後に、アイスリボンでプロレス引退を決意してからの話。

――結果、引退はしませんでした。

ジュリア はい。それを変えたのがスターダムだったんです。その経緯は言えないんですけど(苦笑)。もう一回プロレスにチャレンジしようと思いました。ものすごい批判もあるのは覚悟してたけど、やれるところまでやろうと思ったんです。ダメならダメでしょうがない。元の生活に戻るのもひとつの選択肢。ダメ元みたいなものですよ、スターダムに来たのも。

――やめるなら一度チャレンジしてみようという考え?

ジュリア はい。スターダムで「やっと真剣にプロレスできるひとたちと出会えた」って思ったんです。それがすごく嬉しくて。技術的なものは全然足りてなかったけど気持ちだけでやっていた。でも、ありのままの自分を全部さらけ出すことができたなって。批判的な意見はすごくあって気にしちゃうときもあったんですよ、正直。でもスターダムで闘って吹き飛んだ。

――スターダムでは参戦当初から大活躍でしたね。

ジュリア すぐに(新日本2020年1・4東京)ドームがあって。そのときはすでに星輝ありさの白いベルトを意識していて。というか彼女を意識してました。星輝は私に興味を示していたので、私も意識せざるを得ないというか。そいつが持ってる白いベルトってことで。

――スターダム参戦直後に新日本のドーム参戦。そこに出たかったほかのスターダムの選手からは…。

ジュリア 大ブーイングですよ(苦笑)。私自身びっくりでした。
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