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2023-04-03

長州力が藤波辰巳に初勝利して「オレの人生にも一度ぐらいこんなことがあってもいいだろう」【4月3日は何の日?/週刊プロレス】

試合後の長州力

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さかのぼること40年前の1983年4月3日、新日本蔵前国技館大会にて、長州力が藤波辰巳(現・藤波辰爾)にリキラリアットで勝利。WWFインターナショナルヘビー級王座を奪取した。

前年、メキシコ遠征から凱旋帰国した長州は10月8日に藤波に対して「オレはオマエのかませ犬ではない」と宣戦布告。しかし、同年10月22日の広島大会はノーコンテスト、11月4日の蔵前大会は反則負けとシングルで勝利を収めることができなかった。

ようやく藤波からのシングル初勝利をつかんだ長州は「オレの人生にも一度ぐらいこんなことがあってもいいだろう」とコメント。レスリング五輪代表という鳴り物入りで新日本プロレス入門を果たしながらも、常に年下の先輩である藤波の後塵を拝していた苦労人がスターダムへ駆け上がるきっかけをつかんだ。

この一戦は「プロレス大賞」ベストバウトを受賞。長州が藤波に肩を並べたことによって両者のライバル闘争「名勝負数え唄」はプロレス史屈指の抗争へと昇華していった。

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